ハワイの原点が蘇った
広大な敷地を誇るヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・リゾート&スパには、ハワイの人々の原点とも言える歴史的なデューク・パオア・カハナモク・ラグーンがある。ハワイの伝説のサーファー・デュークにちなんで命名されたこのラグーンは、1950年代前半、ヘンリー・J・カイザーのハワイアン・ビレッジ開発計画の一環として開発が行われ、現在ハワイ州が所有している。利用権に関しては、レクリエーションのために水質を保たせることを条件に、ヒルトンが保持している。ヒルトンと州政府は旧フォート・デルシー運河まで延長し、ヒルトンの目の前のビーチとラグーンの開発を続けてきた。ラグーンのオープンした当初は、多くのハワイの家族連れが、海の恵みをうけたラグーンで海水浴を楽しんでいた。しかし数年が経ち、さまざまな海中生物、そしてふぐやクラゲまでがラグーンに生息し始めたことや有機物質の分解によって透明度が悪くなったことから、気持ちよく楽しめるラグーンではなくなってしまった。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ビーチ・リゾート&スパとヒルトン・グランド・バケーションは、共同で15億ドルを投じ空前のプロジェクトを着工し、今年11月下旬にデューク・パオア・カハナモク・ラグーンを再オープンさせた。2万平方メートルもの美しいラグーンは、わずかに小さくなったものの、最先端の水の循環装置を設置し、約80メートル掘り下げた7箇所の井戸から海水を汲み上げ、1日におよそ5回のサイクルで水の入れ替えている。さらに滝がある小島の造成、ラグーンの周りの遊歩道におよそ60本の椰子の木やさまざまな熱帯植物を植え、のんびりとこの美しい風景を眺めるベンチの設置するなど、以前にもまして心地良い環境となった。ホテルゲストは、アクアサイクルやゴムボートをワイキキ・ビーチ・アクティビティ・デスクでレンタルでき、様々なウオーター・アクティビティをお楽しめる。10月16日には、オープニング・セレモニーが、デューク・カハナモクのひ姪にあたるジョアン・カハナモク・ステアリングさんもハワイ島から訪れ厳かに行われた。デューク・パオア・カハナモク・ラグーンも楽園の風を感じるスポットだ。