熱気に包まれる会場へ
AT-6のマスタングの爆音が響く
サンフランシスコからリノ空港に到着。小型の旅客機を降りてリノ空港内に入ると、さっそくスロットマシンが。ラスベガスよりも先にカジノの街として栄えたリノ市ならではの眺めです。荷物をピックアップしたら、さっそくリノ・エアレースの会場、ステッド空港へと移動。会場に近づくにつれて飛行機の爆音が耳に届き、気持ちがいっそう昂ぶります。
 |
| スタンドを越えると、メイン会場となる滑走路が広大な砂漠と一緒に広がっています。とにかく広い……。 |
現地時間の13時頃に到着し、午後からのレースを観戦。スタンド裏で販売されるチーズバーガーやホットドッグ、タコスなどの香りが漂い、スタンドの向こうからは早口でまくしたてる英語のアナウンスが流れてきて、”アメリカ”に来た! と実感しました。夕方まで観戦し、まだまだ見たいところですが「明日はもっと早い時間から、じっくり見られる」と自分に言い聞かせてホテル行きのツアー送迎バスへ。
夕方からは、今回のツアーコーディネーターでもあり、20年間毎年リノ・エアレースを訪れている作家・カメラマンの藤森篤氏をゲストに招いての懇親会を兼ねた食事会です。一流のホテル、『シルバー・レガシー』内のイタリアンで、藤森氏の貴重なお話を聞きながらの食事となりました。実は、藤森氏のはからいで、さらにサプライズゲストも登場。リノ・エアレースに参加するチームのエンジニアである阿部さんです。メカニックならではの、飛行機にまつわる貴重なお話は、おいしい食事にさらに華を添えてくれました。
リノ・エアレースをとことん楽しむなら
『ピットパス』は絶対手に入れたい!
朝早くから会場へとツアー専用バスで移動。すでに熱いエア・レースが始まっていて、体に響くエンジン音が会場中にこだましています。まずはスタンド席で観戦した後、今日の目的、『ピットパス』を購入するために会場の端へと向かいました。
| この『ピットパス』は、料金を払うとレースの参加機体が並ぶ“ピット”に入れるという通行証。当日のみ有効のパスと、開催期間中ずっと入れるパスがあり、腕にまいておきます。会場でレースを堪能するのもよいですが、ピットパスの購入は絶対おすすめ。なにしろ、駐機してあるとはいえ、バイプレーンやF-1クラスの機体、さらにAT-6やマスタング、コルセア、ベアキャットなどのアンリミテッドまで、ひととおりの機体が目の前で見られるのですから。ただひとつの注意点は、目の前で見られる飛行機に夢中になってしまうあまり、レースを見るのか機体を見るのかの葛藤と闘わなければならないこと。うれしい悩みではありますが。 |
 |
| さて、今日のメインは、なんといってもAT-6の搭乗体験。もちろん初めての体験ですが、いきなりの4機編隊(!)となりました。エンジンの振動を感じながら約30分のフライト体験はとても貴重なもの。パイロットの方たちもとても気さくで、緊張しながらも夢見心地なひとときでした。体験搭乗に参加した、ほかのツアー参加者も降りたばかりのときは、少々興奮気味。来年も同じ体験搭乗があれば、絶対に乗ることをおすすめします! |
 |
| 機体内からほかのAT-6が見られるなんて、編隊飛行ならでは! 目の前の計器類も(当たり前ですが)本物です。 |
|
 |
 |
AT-6やアンリミテッドクラスの機体は屋外に駐機されていましたが、バイプレーンやF-1クラスの機体は倉庫の中にギッシリと収められていました。 |
|
 |
 |
機体の目の前によって写真を撮っている人があちこちに見られます。遠慮せずに近寄って、写真を撮りたいものですね。 |
|
※動画はエンコードしているため録画時の画質とは異なります。
|
自由行動”だからこそエア・レースへ
ジェット機の展示エリアも見逃せない!
 |
驚いたのは、こちらのエリアでは、レシプロ機のピットと違って、特に柵が設けられていないこと。なんとなく怒られそうで、触りませんでしたが、中には機体に触っている人もいました。
|
今日は終日、自由行動の日。とはいえ、昨日のAT-6搭乗体験の興奮冷めやらぬ状態なので、当然リノ・エアレース会場のステッド空港へと向かいました。この日は、ツアーバスは出ませんでしたが、宿泊したホテルのすぐそばからリノ・エアレース開催期間に運行される、特別循環バスが出ていたので、チケットを購入して(片道11ドル、往復19ドル)ステッド空港まで移動。3日目にもなると飽きない? と思われる方がいるかもしれませんが、とんでもない。2日で全部を見て回れるほど狭くもないし、ピットパスを購入していたら、とても2日では満足できないほどの充実ぶりなのです。
ということで、今日はスタンド右側の通称“ヘリテージ”のエリアへ。ここでは複葉機などの古い機体のほか、F-16やF-10といった軍関連のジェット機がズラリと並んでいます。こんな機会でもなければ見られない、ジェット機のエンジン排気口が目の前に。あのとてつもない爆音が、ここから出ていると思うと感動モノです。こちらのゾーンもまた、レシプロ機のピットと並ぶ大興奮ゾーンというわけです。ちなみに、リノ・エアレースのジェット機クラスのピットは、今年の場合は、こちら“ヘリテージ”のエリアに隣接していたので、L-39などが間近で見ることができました。
|
レースのジェットクラスに出場する機体がピットにたくさん見られました。写真は滑走路で待機しているところですが、2006年のジェットクラス優勝機。パイロットはジョン・ペニー氏。アンリミクラスでも搭乗していますね。 |
|