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![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19214.jpg)
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湘南・辻堂にある工房。そこは彼の人柄と同様、まるでハワイの優しい空気のように安らぎを感じる場所である。
ボーン・カービング・デザイナーである神谷ハンセン高志さん。彼は日本におけるティキ・アーティストの第一人者としても活躍する人物だ。ティキとはポリネシアン達の神を表す偶像で、大きな丸太から作られるハワイの伝統文化。ハンセンさんが、ボーン・カービングに出合ったのも、ティキの技術を学びにハワイへ行った時のこと。
ボーン・カービングとは、もともと死者の骨で作られたフック(釣り針)のことで、それを身に付けることで死者が生きている仲間達のために大漁をもたらしてくれるといわれているお守りだ。現在では、フック型以外のデザインも作られているが、ハンセンさんが作り続けるのはフックのみ。
「フックには言い伝えと同じく、海の民の思いが今も存在すると思ってるんです。心をガードするプロテクターとさえなってくれる神聖な物で、単なるアクセサリーではない。だからこそ、フックだけは肌身離さず身に付け、海へ向かう。そんなサーファーに選んでもらえる物を作り続けたいですね」
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![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19215.jpg) |
多彩なテンプレート
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ハンセンさんの作るボーン・フックにはさまざまなデザインがあり、そのどれもに彼のイメージしたハワイ語の言葉が付けられている。
各15,750円〜
(左から)
○ 魔法という意味の“KALAKUPUA”
○ 波という意味の“NALU”
○ 聖職者という意味の“KAHUNA”
○ 超自然の力という意味の“MANA”
○ 幸福を意味する“OLI”
○ 平静という意味を持つ“LAI”
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![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19218.jpg) |
作り手のこだわり
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日本でのボーン・カービングの第一人者ともいえる神谷ハンセン高志さんの工房は、湘南・辻堂にある。“Hansen's Arms”と名の付けられた彼の作品は、彼が置きたいと思える場所でしか扱っておらず、簡単には手に入りにくい。ハワイを中心に、ポリネシアン達の神像であるティキやポリネシアン達に古くから伝わるお守りである、ボーン・カービング作りを中心に幅広く活動を行っている。
神谷ハンセン高志さん
1960年、藤沢生まれ。さまざまな職を経験した後、ティキ・アーティストとして独立。ティキ作りを学ぶためハワイへ渡った時、ボーン・カービングに出合う。彼の作る作品はハワイアン達からも認められ昨年のホクレア号来日時には、ホクレア号のために作品も作った |
![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19221.jpg) |
![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19222.jpg) |
1:集中して一心不乱に魂を込めながら骨を削っていく。よりいい作品作りに集中できるよう、何度も考え作り直した作業場。最も手を動かしやすい高さ、角度、道具の配置にいたるまで徹底的にこだわるその姿勢は、アーティストでありながら職人魂を感じさせる
2:ハワイでティキ作りとボーン・カービングを教わったマヘさんからもらった、ボーン・フック
3:ハンセンさんオリジナルのボーン・フックのテンプレート。どれも美しく、思いの込められた物ばかりだ
4:四角い骨をテンプレート型にカットし、手作業で細かい形を作り上げていく際に使用するたくさんの道具達
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ティキ・アーティストとしての顔
![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19223.jpg) |
一本の木から創造されるポリネシアンの神々
オーダーを受けてから作り始めるティキは、毎日集中して作っても2ヵ月はかかるという。取材当日工房にあったのは2年越しで彫っているティキ。丸太の状態から形を作り、ノミを使って彫っていく。「血を入れるように作っている」と話すハンセンさんの言葉通り、目の前にある完成前のティキでさえ、生命があふれ、神々しい雰囲気が漂っていた
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![[一生モノ] NALU(ナルー) No.66 海の民の精神を受け継ぐボーン・フック/ボーン・カービング](../../__image__/master/19224.jpg) |
● atelier ●
ハワイのような雰囲気漂うアトリエ。
フック作りを体験できる、ボーン・カービング教室も行っている。
住所:神奈川県藤沢市辻堂東海岸1-3-4
TEL:0466-35-5444
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