| STJ: |
何か新しいアイディアはある? |
| Jamie: |
ただ、もっとリラックスして、プログレッシブに、エアとかも盛り込んでパイプを滑りたい。 |
| STJ: |
そういう新しいアイディアは、いつも危険と隣りあわせだと思うけど。 |
| Jamie: |
そうだね。だけど、モトクロスバイクに乗って後方2回宙返りとかするやつらがいるだろ?あいつらはこけたら下は固い地面だけど、波の上ならいくら転んでも水だからたいしたことないよ。 |
| STJ: |
パイプでサーフィンしていて、最も思い出に残っていることって何かな? |
| Jamie: |
やっぱり、2004年にパイプライン・マスターズを勝った時かな。僕は小さな頃からパイプのコンテストはいつも見に行っていて、デレク・ホーやケリー・スレーター、ブルース、アンディのアイアンズ兄弟、ロブ・マチャド、彼らがパイプライン・マスターズで戦っているのを見てきた。彼らは僕にとって夢のような存在だったし、いまだに彼らは僕の憧れだ。そんな彼らに勝って優勝できたんだからね。 |
| STJ: |
彼らと同じヒートでサーフィンするのはどんな気分? |
| Jamie: |
ケリーやブルース、アンディと同じヒートで戦うのはかなりハードだよ。彼らは、僕がもっといい波が来るだろうと思って見送った波に乗って、ハイ・スコアを叩き出すんだ。「え、今の波で9ポイントも出せるのかよ?」って思わされて、相手はペースを乱されちゃうんだ。本当にすごいよ。 |
| STJ: |
コンペティションは好き? |
| Jamie: |
勝つ味を一度でも味わったことのあるサーファーの中で、コンペティションを嫌いなやつなんていないでしょ。でも、コンペティションでは小さい波でもサーフィンしなきゃならないし、神経を張り詰めていなきゃいけないからね。誰が誰より優れているか競い合うよりも、リラックスしてビデオやフィルムを撮っている方が、神経質にならなくていいから僕は好きだね。 |
| STJ: |
ツアーを回らずに、世界中の好きなところを回っているように見えるけど。 |
| Jamie: |
世界ツアーは回らないことを選んだんだ。世界ツアーを回ることは、世界中のサーファー達に夢を与えるやりがいのあることだと思う。WCTのツアーを回ることは、誰かが真似しようとしたって簡単に出来ることじゃない。でも、僕がやっていることはやろうと思えば、誰にだって出来ることだ。「ジェイミーがタヒチに行っていたから、俺も行ってみようかな」って具合にね。ツアーを回る人達と比べると、見られている人達からの期待の対象が違うと思うね。僕がやっていることは誰だって出来るんだ。 |
| STJ: |
実際には、あなたと同じことをするのは難しいと思うけど…。例えば、パイプに入ることだけでも、すごく難しいことだと思うけど。 |
| Jamie: |
でもさ、プロになったり、コンテストで勝つことの方が難しいでしょ。パイプラインでサーフィンするには、プロである必要はないんだ。ただ必要なのは、自信と勇気、それだけさ。 |
| STJ: |
なるほど。あなたに憧れる若いサーファー達に何かメッセージを。 |
| Jamie: |
僕がいろいろなサーファー達に憧れたように、僕に注目してくれるのはうれしいね。何かみんなを驚かせるようなことをしていきたいと思う。何か自分のやりたいことを考えて、それに向かって頑張ることが大切だと思うよ。 |