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パーフェクトペンシルの原点
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ファーバーカステルは高級筆記具・画材メーカーとして世界的に定評があるドイツのブランドです。創業は18世紀半ばの1761年。英国から産業革命が広がり、フランス革命の気運が徐々に盛り上がったころです(ちなみに日本は八代将軍・徳川吉宗の在位後)。そして創業者から現在の8代目社長まで、代々直系の子孫によって経営が受け継がれている由緒正しいブランドです。
壮大な歴史の中で際立つのは、4代目ローター・フォン・ファーバーの功績です。彼は若い頃から
「出発点からできる限り世界中で最高の商品を作ることで最高の位置に上がる」
という高い志を抱き、現在の鉛筆の芯硬度や六角形のデザインを標準化、鉛筆業界の繁栄の礎を築きました。
また、社会福祉活動も積極的に行い終身爵位の称号を授けられたのも彼の時代です。 |

19世紀半ばにブランドを確立した「ローター・ファーバー」(提供:日本シイベルヘグナー(株) 無断転載禁) |

20世紀はじめに建てられたファーバーカステル城(提供:日本シイベルヘグナー(株) 無断転載禁) |
「ファーバーカステル」の名は今から100年ほど前、従来の「ファーバー家」とローターの孫娘、オッテリーの結婚相手「カステル家」の両家の姓を合わせて生まれた現在のファミリーネームから来ています。爵位はここで伯爵となり、ファーバーカステル城が建てられるなど第二の黄全期を迎えました。1905年には「カステル9000番」という鉛筆の名品が生まれ、この鉛筆の深緑色と馬上で戦う騎士の絵の刻印が、ファーバーカステルのトレードマークとなっています。 |
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鉛筆や細いグラファイトを金属の鞘や木製の軸に入れるアイデアは数百年前からあり、鞘や軸は鉛筆を保護し、短くなったときには軸長を補助する役割を担っていました。
19世紀になると、鉛筆は筆記するだけの道具から、様々な素材を軸に盛り込んだジュエリーの一部へと進化していきました。ファーバーカステルも19世紀半ばまでに数々の素晴らしい装飾した鉛筆用エクスンテンダ一やプロテクターを開発しています。それらの多くは、手元から離れないようボタンホール用のチェーンが付けられていました。
現在のパーフェクトペンシルはその当時に製造された銀製の伝統あるモデルをベースにして設計されたものです。エンドカバーにはファーバーカステル家の紋章が刻印され、エンドキャップにもしっかりとブランドの刻印が、3本のラインとともに入っています。
【2.「パーフェクトペンシル」の意味】へ続く・・・ |

19世紀以降、ファーバーカステルが製造した数々のペンシル(提供:日本シイベルヘグナー(株) 無断転載禁) |
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