沖縄 沖縄蔵元探訪

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沖縄蔵元探訪 2008年4月-No.05

沖縄 沖縄蔵元探訪 2008年4月-No.05

石垣島の居酒屋で主役の座を守っている泡盛、八重泉は、一日3トンものタイ米を仕込み酒を造り出す、離島随一の酒造所。 泡盛本来の匂いと味わいが残った島の酒の傍らには、島人の「いいあんべぇ(沖縄の方言で良い塩梅の意味)」な笑顔がある 。

沖縄 石垣島 八重泉酒造 「八重山の方は、味わいの残った酒を好まれるようですね」
と話してくださったのは座喜味盛行さん。

「泡盛の味わいを左右する1つの要因には油分があります。八重泉では、こまめに油分をろ過しながらも、適度に残し、島の 人たちに愛され続ける味わいを固守しているんです」

この酒造所では、酒造りの要である、蒸留機を2種類使い分ける。

「八重泉の泡盛は、減圧蒸留と常圧蒸留(直火釜蒸留)したものとをそれぞれブレンドし、味を調整しています。特に、単式 蒸留機(直火釜蒸留機)を使用しての常圧蒸留は、人間がつきっきりで作業するため手間がかかり、最近ではあまり使用され ていませんが、丁寧できれいな酒を造るために、必要な手法なのです」

沖縄 石垣島 八重泉酒造

創業当時からの味わいや手法を頑固に継承する八重泉酒造。しかし一方で、時代の流れを見つめた、新しい試みも取り入れて いる。特に、工場に併設されているショップは広々としており、女性客も買い物がしやすいように配慮されている。また、ワ インや化粧品といった商品が並んでいるのにも驚きだ。

「化粧品メーカーとの共同開発により泡盛と黒麹酢の成分を配合したコスメも発売。こちらも好評です。また、最近では台湾 からのお客様も増えていますので、海外のお客様にも泡盛の魅力を伝えたいですね」

伝統と新しい力が融合する八重泉酒造の進化に期待が膨らむ。

沖縄 石垣島 八重泉酒造

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