ご利用ガイドお問い合わせサイトマップ  
sideriver.com こだわる大人のための趣味と生活のポータルサイト


趣味side/上達!ライディングテクニック

Vol.082/エンブレで“曲がるきっかけ”をつくる【向き変え・回転域】

前回はリヤブレーキを利用して「曲がるきっかけ」をつくるテクニックをご紹介しましたが、今回はエンブレを利用する方法に注目。これもやはり、後輪に“マイナスのトラクション”をかけることで、曲がるきっかけをつくるというものです。誰にでも効果が実感できる簡単なテクニックなので、ぜひ身につけておいてください。

全閉の後の「効きはじめ」を逃さないこと

エンジンブレーキはスロットルを戻してからややタイムラグがあって、グーンと効きはじめるもの。つまり「曲がりはじめのきっかけ」として使うには、このグーンと効きはじめた直後がもっとも効果的なのです。

そこでまず知っておきたいのが、自分のバイクでスロットを開けた状態から全閉にしたとき、どのくらいのタイミングでエンブレが効きはじめるのかということ。そのためには中速域以下の6000〜4000rpmあたりを中心に繰り返し試してみて、感覚を覚えておく必要があります。なお、これを行う際にはスロットルを開けた状態から戻すだけでなく、タウンユースなどで多用するパーシャル程度から全閉にしたときの特性にも馴染んでおくほうがいいでしょう。開けていた状態から全閉したときより、こちらのほうがタイムラグが長いバイクも多いので、注意しながら試してみてください。

エンブレはリヤブレーキと違って曲がるときの回転域がまちまちになってしまいますが、スロットルを戻すタイミングで、後輪を軸に曲がる感じを強めることができます。状況によっては4000rpm以下というエンブレ効果が少ない回転数になってしまうかもしれませんが、それでもスロットルを全閉にした直後の一瞬だけはチャンスがあります。その「効きはじめ」を逃さないことが重要なのです。

趣味side/上達!ライディングテクニック

適度な効力のエンブレを使うのがポイント

趣味side/上達!ライディングテクニック

曲がるきっかけをつくるために後輪にマイナスのトラクションをかけるといっても、その力が強すぎると、後輪が滑ったり跳ねたりして曲がるどころではなくなってしまいます。リヤタイヤが車体の安定を一瞬でも高められる程度の減速グリップをすれば、それで十分なのです。

ところが理屈はわかっていても、エンジンブレーキは意外とコントロールしにくいもの。陥りやすい例では、高速回転からスロットルを全閉にしてしまい、それが2速だったりすると急激にエンブレがかかり過ぎて後輪が小刻みに跳ねるケースがあります。エンブレは高回転域になればなるほどブレーキ効力が急激に強まるので、どの回転域でスロットルを戻すかによって効果が大きく違ってくるのです。また、回転が落ちてくると、あるところからいきなりブレーキ効力がなくなってしまいます。このようにタイミングを逸するとリーンのきっかけとしては使えなくなってしまうので、適度な効力のエンブレを使えるように、しっかりと体に覚え込ませましょう。








バイク最新刊の紹介
ページトップへ