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Vol.008・組み立てキットを走らせよう その3
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電動ツーリングカーの組み立てキット、ヨコモ「スライドマスター」を例にして、その1、その2と2回に渡ってお送りしてきた組み立て手順。今回はいよいよ最終段階に突入です。前回までの部分で車体の大まかな組み立ては完成しているので、最後は様々な細かいパーツの組み付け作業です。精度を重視して完璧なマシンを目指しましょう。
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デフはどんな役割を果たす?
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Step-5は、デフユニットの組み立てから始まります。デフは駆動する車輪の回転を左右で調整する装置。一般の自動車にも使われていますが、ほとんどのRCカーにも使われています。その役割とはいったいなんでしょうか。複雑なパーツで構成されるデフユニットを組み立てる前に、デフの役割を解説しておきましょう。
カーブを曲がるとき、内側と外側のタイヤでは円を描く長さが異なります。デフはその長さの差を吸収するために装着されているのです。つまり、デフがなければ思い通りのコーナリングができないのです。
デフを装着していれば、ステアリングの操作に対してカーブを安定して曲がることができるため、コーナリングもスムーズです。しかし、今回のようなドリフトカーなどの場合、デフをロックして機能させないほうが安定する例外もあります。
それでは、デフの役割を理解できたところで組み立ての最終ステップに突入しましょう。
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Step-5:組み付けは精度を重視
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【手順1】
説明書に従ってデフユニットを組み立てます。使用するシムの枚数やベアリングなどは間違いのないように、しっかりと作業を行いましょう。
【手順2】
ドライブシャフトをデフハウジングに取り付ける際、補強するためのリングがあるので、片方のピンをかけてから斜めにドライブシャフトをセットするようにしましょう。
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【手順3】
完成したデフをバルクヘッドに収めます。この時、ドライブシャフトのピンとアスクルシャフトの溝の向きを合わせておくと作業を行いやすくなります。
【手順4】
次にアッパーバルクヘッドを装着します。バルクヘッドとは、ドライブユニットなどを取り付けるベースとなるパーツのことです。4本のネジの締め込みは、クロスするように順番に締めていきます。仮締め、本締めと2段階くらいにわけて、少しずつ締め込んでいくのがポイントです。
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【手順5】
ダンパーステーは左右で傾かないように、まっすぐに取り付けましょう。このダンパーステーが歪んでいると、車体のバランスも狂ってしまうのです。ここではビスは仮止め程度にしておきます。
【手順6】
ダンパーステーとバルクヘッドを最適な位置に調整するため、バルクヘッドのアッパーカバーを取り付けているビスを再び緩めます。調整ができたら再びビスを締め付けます。
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【手順7】
再びダンパーステーに戻ります。ここで、さきほど仮止めしておいたビスの本締めを開始します。ダンパーステーをしっかりと押さえながら、歪まないように組み立てましょう。
【完成】
あとはホイール、モーター、バッテリーなどの付属品を取り付けてシャシーは完成です。常にマシンを滑らせながら走行するドリフトカーでも、バランスと精度は大切なポイント。基本を押さえて完璧なマシンを目指しましょう。
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ビスの締め方を確認
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最後に、マシンの精度を左右するビスの締め方を確認しておきます。ビスは1本ずつ強く締め込んではいけません。ポイントは取り付けに必要な全てのビスを途中まで締め込み、そして対角線上になる順番で少しずつ締め込むことです。そうすることで、それぞれのビスに均等な力が加えられるのです。また、パーツ同士はドライバーの力でズレないように、しっかりと押さえておくのが基本です。
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以上が電動ツーリングカーの組み立て手順です。たくさんのパーツで構成されているため難しそうに感じるかもしれませんが、説明書に沿ってステップを踏んでいけば意外に簡単なのです。マシンの構造も理解できるようになるので、ぜひ組み立てキットにチャレンジしてみてください。
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