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Vol.007・組み立てキットを走らせよう その2
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前回の「組み立てキットを走らせよう その1」から、ドリフト競技用のスペシャルキット「ヨコモ・スライドマスター」を例にして、電動ツーリングカーの組み立てキットがどのように組みあがっていくかを紹介しています。
前回の組立作業はサスペンションなど足周りの部分まででした。今回のメインは駆動系の組み立てです。
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Step-3:ユニバーサルは慎重に
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【手順1】
手に持っているのが、ドライブシャフトと呼ばれるパーツです。ここで使用するのは、ほとんどのRCカーにオプションパーツとして用意されているユニバーサルシャフト。ユニバーサルシャフトとは、回転式のジョイント部を備えたドライブシャフトのことです。駆動力の伝達効率に優れ、シャフトの脱落も起こりにくいので走行中のトラブルを少なくできるメリットがあります。長穴とカップリングの穴が、同じ方向を向くようにカップリングを挿入します。
【手順2】
写真の左側がホイールアスクル。タイヤを取り付けるのに必要なパーツです。ユニバーサルシャフトは金属同士が接するのでグリスアップを忘れずに。
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【手順3】
ホイールアスクルとドライブシャフトの接合には、小さなピンを使います。位置が合っていれば取り付けはスムーズに行えるはずです。
【手順4】
最後はイモネジで先ほどのピンをホイールアスクルに固定します。イモネジとは、通常のビスと違って頭の部分を持たず、切られた溝の中に入り込みながら、強く押し付けてパーツ同士を固定するネジのことです。負荷のかかる部品なので、イモネジの締め込みはしっかり行います。
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Step-4:駆動系を組み立てる
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【手順1】
ギヤケースの穴にベアリングをセットします。ベアリングとは、数個の小さなボールによって支えられた軸受け用の金属パーツ。車軸にかかる力を軽減する働きがあります。ベアリングは斜めにすると入らないので、真っ直ぐ入れましょう。また、この部分が車体中央を走って前後輪にパワーを伝えるプロペラシャフトの軸受けとなります。
【手順2】
ベアリングをセットしたら、フロントのインプットシャフトも装着します。それと同時にピンとセンタードライブカップも説明書に従って装着しましょう。
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【手順3】
リアのギヤケースを組み立てます。まずは、モーターのピニオンギヤから駆動力を受けるためのスパーギヤを装着します。インプットシャフトの穴にピンをセットするためなので、位置合わせも忘れずに行います。
【手順4】
スパーギヤハブの穴とシャフトの穴を合わせてからラジオペンチでピンをセットします。やや細かい作業ですが、慎重に行えばそれほど難しい作業ではありません。
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【手順5】
左手でスパーギヤを押さえながら、先の細い工具でピンを押し込んでいきます。ピンを中心まで押し込めたらインプットシャフトをセットしましょう。
【手順6】
センタードライブカップには、あらかじめOリングを仮止めしておきます。ここでもスパーギヤを左手で押さえながら組み立てていくと作業がスムーズです。
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【手順7】
ドライブカップの溝に合わせて、プロペラシャフトを装着します。プロペラシャフトは軽量なアルミ製で、前後の駆動を伝達する重要なパーツです。
【手順8】
ドライブカップに仮止めしておいたOリングをずらして、ピンを挿入します。最後にOリングを元の位置に戻してピンを固定すれば駆動形の組み立ては完成です。
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シャフトドライブ方式のメリット、デメリット
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ここまで紹介したように「ヨコモ・スライドマスター」の駆動方式はシャフトドライブ方式です。RCカーにはシャフトドライブ方式のほかにベルトドライブ方式で駆動するマシンもありますが、ベルトドライブ方式ではベルトのテンション変化(たわみ)が出るのに対して、シャフトドライブ方式では前後のデフが1本のシャフトでつながっています。
そのため、駆動時のパワーロスが少なくて済みます。部品点数も少なく、メンテナンス性にも優れているなどメリットが多くあるのです。その反面、メカレイアウトに自由度が少なく、最適な重量バランスや精度が大事になってきます。いよいよ次回は最終ステップ。精度を重視した組み付けを行って完成させましょう。
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