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Vol.006・組み立てキットを走らせよう その1
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趣味として楽しむRCカーの王道といえば、組み立てキットです。しかし、前回紹介したRTR(完成品)とは違って、RCカーが走行可能な状態になるまで、クルマの組立作業だけではなく、RCメカの準備や搭載、ボディのペイントなどいろいろなことが待っています。しかし、この組み立てる作業がRCカーならではの、模型としての楽しさです。
今回は、電動のツーリングカー(箱型ボディのRCカー。主に普通乗用車のカタチをしたRCカーを指す)を例にとって、組み立てのおおまかな手順、必要な道具などを紹介。これからRCカーを始めようという方のイメージ作りに役立ててください。
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自分の手で組み立てる楽しさ
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RCカーのメカニズムは基本的に街中を走る普通乗用車と変わりません。そのため、組み立てキットを自分の手で組み立てることは、内部の構造を把握することもできます。そのため、万一のトラブルがあった時でも自分の手で対応でき、メンテナンスやセッティングもできるようになります。もちろん、自分の手で完成させる楽しみを味わえることも大きなメリット。
また、組み立てキットは入門用からレース用スペシャルモデルまでラインナップが多様。自分のレベルや好みに合わせてマシンを選べるのも大きな楽しみなのひとつです。しかも、キットを組むことができれば、ステップアップに合わせて車体のチューンナップも自由自在。各メーカーからリリースされているオプションパーツを組み込むことで、さらなるグレードアップも自分の手で行えるようになります。
いずれにしても、作る楽しさを体験したい人やラジコンを本格的に挑戦したい人には、組み立てキットは理想的なチョイスです。これから具体的なRCカーの組み立てを見ていきましょう。
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具体的な制作手順を紹介します
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箱を開けてみると、RCカーの組み立てキットはたくさんのパーツで構成されていることがわかるはずです。一見、難しそうですが、パーツが入った袋も組み立ての順番ごとに分類してあるなど、説明書に沿ってステップを踏んでいけば、意外に簡単。今回、例にするのはドリフト走行が楽しめる人気の電動カー「ヨコモ・スライドマスター」です。
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Step-1:サスペンションを取り付けます
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【手順1】
土台となるカーボン製のメインシャシーにサスペンションアームを支持するためのサスマウントを取り付けます。このパーツを取り付けるとき、ドライバーに力を入れすぎると位置が微妙にゆがんでしまいます。このパーツがゆがむと、サスアームの動きが鈍くなったり、サスアームがスイングするときにまっすぐ動かないので、平行に装着するよう心がけて作業します。
【手順2】
サスペンションアームに車高を調整するためのパーツをセットします。サスペンションアームも車高調整用のパーツも同じ素材。セットする際の締めこむ力加減に気をつけます。
【手順3】
手で車高調整用のパーツをしっかりと固定して、ビスを締めこみます。RCカーは基本的にプラスチックや金属のパーツをビスで固定しながら組み立てていきます。そのビスも使う場所や用途によって形が違ったり、同じ太さでも長さが違ったりするので、説明書に書いてある正しいビスを選んで使うようにしましょう。
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【手順4】
サスペンションアームにシャフトを通したら、そのサスペンションアームを最初に取り付けたサスマウントに装着します。作業するときは部品を落としやすいので、台の上にタオルなどを敷いてから作業を行うと、部品の紛失を防ぐことができます。
【手順5】
フロント(前)とリア(後)のサスマウントをシャシーに装着します。サスマウントは2本のビスで固定するのですが、ビスを締め込んでしまう前に、2本のビスを左右均一の力がかかるように少しずつ締め込んでいくのがコツです。
【手順6】
以上でシャシーにサスペンションを取り付ける作業は完了です。動きにスムーズさが欠けていると走りに影響してしまいます。それぞれの可動部分がスムーズに動くかどうか、再度チェックしておきましょう。
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Step-2:足周りを完成させましょう
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【手順7】
シャシーにアルミ製のギヤケースを装着します。ブルーアルマイトの高級感あふれるパーツです。取り付ける際は、歪みが出ないように正確に装着することを心がけましょう。
【手順8】
ギヤケースには円柱状の出っ張りがありますが、その出っ張りはシャシーとピッタリと合うように設計されています。4本のビスで固定するのですが、サスマウントの装着と同様、均一に締め込んでいくのがコツです。
【手順9】
ステアリングポストやバッテリーホルダーなどの小物パーツをシャシーに順次取り付けていきます。ネジが緩みやすい部分なので、ここはしっかりと締め込むのがポイントです。
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【手順10】
ステアリングの操作に重要なパーツ、ステアリングクランクは先ほど取り付けたステアリングポストに装着します。精度が高いパーツなので、工夫しなくてもスムーズに動かすことができるはずです。
【手順11】
モーターやバッテリーを載せる各マウントは作業台とシャシーを平行にして作業を行うようにしましょう。ドライバーを垂直に立てれば、軸がブレることなく、正確な組み立てが行えます。
【手順12】
バッテリーホルダーはプラスチックパーツです。締め付けは慎重に。最初に仮締めしておいて、仕上げに少しずつ締め込んでいく方法がオススメです。
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【手順13】
フロントハブキャリアとアップライトを組み立てます。先にアスクルシャフト(タイヤの中心に装備される動力を伝える回転軸)を通し、キングピンと呼ばれる、ステアリングの軸となるビスを装着します。
【手順14】
アップライトにアッパーアームをジョイントするためのピロボールをねじ込みます。ここであると便利なのが写真のボックスドライバー(ボックスレンチ)。主にタイヤを固定するロックナットなどに使用する工具です。
【手順15】
以上の作業で、クルマの土台となる主要パーツは完成です。クルマのカタチにもかなり近づいてきました。
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次回は駆動系を中心に、動力を伝えるドライブトレーンの組み立て作業に突入、そして車体の完成を目指します。
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