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07ミニカー業界のキーマン KYOSHO

京商
昨年オープンした「KYOSHO OMOTESANDO」。ホビー層の開拓、ブランドネームの確立に大きく寄与している
ミニカーファン:
本日はお忙しい中、ありがとうございます。まず最初に「京商ダイキャスト事業にとっての2006年」というあたりからお伺いしたいのですが……。


京商 鈴木正之社長:
弊社のダイキャスト事業は昨年で15周年を迎えたのですが「ブランドカが上がってきたな」という実感はありました。これはオリジナルブランドの展開をはじめ、OEM生産、海外製品のディストリビュート、さらにはショップ展開や独自イベントの開催など、総合的な実績がなし得たものだと思っています。

ミニカーファン:
昨年は表参道に出店されたり、名古屋でフェアを開催されたり、ユーザーにとっては、かなり積極的に動いていた、という印象があります。

京商 鈴木正之社長:
ショップに関してはPITというショップ展開を始めて12年になるのですが、ショップ戦略2弾という形で「KYOSHO OMOTESANDO」を実現させることができました。これによって今までの経験とは違う、新たなコラボレーション展開を行うことができましたね。

ミニカーファン:
と、おっしゃいますと?



京商 鈴木正之社長:
ミニカー販売の面で言えば、MRコレクションとのコラボレートですね。フェラーリFXXの表参道限定モデルなどは、これまでなかった反響がありました。また、場所柄か高級貴金属ブランドが顧客を集めてイベントを開催したこともありました。そういった今までにない経験は“おもちゃではない、インテリア”としてのミニカーホビーの具現化に近づくものと思っています。

ミニカーファン:
なるほど。では、京商にとっての2006年は大成功であったと……。


京商 鈴木正之社長:
そうとばかりも言っていられません。2005年あたりからの中国におけるコストアップは非常に大きな問題でした。人件費、原材料費、そして人民元の為替などですね。これらの影響が市場販売価格に反映されたのは否めません。

ミニカーファン:
中国以外に生産拠点を設けるなどの考えはなかったのですか?


京商 鈴木正之社長:
たしかにそういった考え方もありまが、現状では設備投資や技術などの面で中国の代わりとなる生産拠点は見えていない、という感じですね。また、年を追うごとにミニカーを生産するメ―カ一が多くできてきたのもここ数年の特権でしょうか。ただこれは、一概に悪いことではなく、ミニカーホビーの底辺を広げ、結果として弊社の価値観が高まることにもつながった、とは思っています。

ミニカーファン:
ミニカーホビーの底辺を広げると言えば、御社が手がけたサークルK・サンクスでの“ミニカーコレクション”シリーズは大きな役割を果たしたのではないか、と思っていますが。


京商 鈴木正之社長:
ありがとうございます。あのプロジェクトは、たしかにミニカーコレクターだけではなく、それまでミニカーに興味のなかった層……特に女性へのアピールとしては非常に有効だったと思っています。

ミニカーファン:
そういった流れをふまえ、2007年の京商はどのような方向を目指しているのでしょうか?


京商 鈴木正之社長:
私たちは会社の出発点はラジコンメーカーであったわけですが、テーブルホビーをユーザーに提供するという点は2007年も変わりはありません。ダイキャストモデルがもつ精密さをさらに高めることに全力を注ぐつもりです。例え他メーカーより販売価格が高くなったとしても、それで満足してもらえるクオリティを追求したいと思っています。


京商サークルKサンクス
毎回感売店が続出するサークルK・サンクスでのミニカーコレクションシリーズ。新しい分野を開拓した
ミニカーファン:
そうなると、どのカテゴリーも2007年はさらに様々な車種が出てくるということで すね? 例えば、過去の人気車種……1/18スケールNSXなどのような……そういったモデルの再販はないのでしょうか?


京商 鈴木正之社長:
単純な再販はないですね。というのも、過去のモデル製作に使用した金型は、やはり今のレベルで考えるとディティールなどに不満を持たれてしまいます。ですから、市場のニーズに応じて細部のディティールアップを図るなど、金型も進化させることが必要なのです。そういったことを行った上で初期にリリースしたモデルを新規モデルとして発売する可能性は十分にあると思っています。



ミニカーファン:
わかりました。では今後ミニカー製造以外で手がけていこうと考えられていることはありますか?


京商 鈴木正之社長:
まず、イベントですね。昨年は名古屋で京商フェアを行いましたが、今年は名古屋(7/26〜7/31)と横浜(8/9〜8/14)で2回行います。また、コンビニエンスストアでのミニカー展開も、さらにいろいろな仕掛けていきたいと思っています。

ミニカーファン:
では、最後に読者へメッセージを。


京商 鈴木正之社長:
これからも生き物のごとくミニカーを進化させていくつもりです。またイベントなどでミニカーホビー層の広がりも実感していただきたいと思っています。これからも京商製品、そして京商がディストリビュートする製品を愛していただければ、と思います。宜しくお願いします。

ミニカーファン:
今日はありがとうございました。



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