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趣味side/沖縄で遊びたい、暮らしたい

Vol.057/沖縄そばのディープな世界Part.3【出前・伊波普猷・せんべい】

「沖縄そばのディープな世界」も3回目、いよいよ最終回です。では今回も、沖縄そばにまつわるささやかな豆知識をご紹介しましょう!

出前が当たり前だった沖縄そば

いまでは店で食べたり、家で作ることがほとんどの沖縄そば。しかし昔は出前が当たり前でした。

沖縄そばが盛んに出前されていたのは、昭和30年代まで。移動手段には、大きな音がなるベルのついた自転車が使われていました。20人前以上の大量注文ともなると、出前持ちは「ガシンナー」と呼ばれる丸い輪を頭に載せ、その上に出前箱を重ねて器用に運んでいたそうです。また、出前帳には沖縄そばの勘定と運んだ数が細かく記入され、返却されない丼があるときはすぐにわかるシステムとなっていました。字を書くことができたうえ、当時はあまり普及していなかった自転車に乗ることができたことなどから、ある程度熟練した店員が出前持ちの仕事を担当していたようです。

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“沖縄学の父”と沖縄そばのビミョウな関係

趣味side/沖縄で遊びたい、暮らしたい 島々に伝わる歌謡を編纂した沖縄における最古の歌謡集「おもろさうし」の解読に全力を傾け、多岐にわたる沖縄研究で“沖縄学の父”と呼ばれた伊波普猷(いは ふゆう)。この伊波先生はなかなかの沖縄そば好きで、沖縄そば屋の向かいに住んでいたときには、沖縄そばを注文しては弟に取りに行かせていました。しかし奉公人が後から集金に訪れても、苦しい生活をしていた伊波先生はその場で代金を支払うことができず、奉公人が何度も足を運んでようやく集金できるというありさまだったそうです。沖縄の人々に慕われている偉い先生も、奉公人から見ればただの迷惑な客だったのかもしれません。

沖縄そばのせんべい!?

沖縄そばの麺をせんべい状にして、油で揚げたスナックがあります。その名も「沖縄そばせんべい」。観光客だけでなく地元民にもファンが多いので、スーパーなどで見たことがある人も多いかもしれません。そば粉を使わずに小麦粉を100%使用している沖縄そばは、揚げることでカリカリとした歯ごたえになり、通常の沖縄そばとはまったく違った食感を楽しむことができます。沖縄滞在の際には、ランチは沖縄そばを堪能、夜はオリオンビールを片手に沖縄そばせんべいを味わう、という沖縄そば三昧の一日を過ごしてみてはいかが?

知っているのと知らないのではおそらく味も変わるであろう沖縄そばの豆知識、いかがでしたか? ちなみに「今、旨い沖縄そば店114」では、本島の名店から木灰手打ちそばの製造工程まで、沖縄そばマニアにはたまらないさまざまな情報をご紹介しています。そちらもぜひご覧ください。


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