第二次世界大戦が勃発した'40年代には、日本からの生地輸入が途絶えたことや、縫製業が軍服の製作に力を入れはじめたことなどにより、'30年代に高まったロコによるアロハシャツの人気が下降気味に。しかしその一方で、ハワイへの渡航者の数は増え、アロハシャツを含めたハワイらしい商品の需要は続いていました。その結果、それまでは住民向けに作られていたアロハシャツのメインターゲットがツーリストに移行。彼らが好む南国らしい柄や色が採用されるようになっていきました。これが、典型的なアロハシャツが誕生した黄金期の始まりです。
この時期に作られたアロハシャツの主な特徴は、パームツリーなどのトロピカルな絵柄と鮮やかな色使い。天地のある大きなプリントを背中の全面に入れた「バックパネル」という新しいスタイルのシャツも、この時期に作られ始めました。 |