Vol.048の記事では、個性的なハワイアンシャツをいくつかご紹介しました。今回のテーマは、世界中にコレクターが多いヴィンテージ・ハワイアンシャツ!過去100年以上蓄積されたその柄とデザインは、いまも私たちの目を楽しませてくれます。さらにヴィンテージならではの独特な“テロリ加減”は新品では出せない味!その魅力に迫ってみましょう。
プリントが鮮やかに際立つ、アメカジファン注目の「黒」ベースなヴィンテージ・ハワイアンシャツ2枚をご紹介します! 当時サンフランシスコとホノルルを結ぶマトソンラインという豪華客船がありましたが、その客船のディナーメニューにイラストを描いていたのが画家のフランク・マッキントッシュ。そこに描かれたウクレレをコラージュにしたのが、1950年代に製造された写真左の「Work Twain」styled by Edenです。レーヨン抜染が施されたこだわりの一枚! そして写真右は、「DUKE KAHANAMOKU」の同じく'50年代ものです。シャツに散りばめられているのは、パイナップル! ハワイアンシャツに欠かせない柄ですが、ブラックをベースにするとまた一味違ったテイストを楽しむことができます。全体を引き締める白いシェルミーボタンがポイント!
お次はハワイアンシャツの黄金時代と呼ばれる、'40年代から'50年代に作られたシャツをご紹介します。まずはホノルルでプリントから縫製までを、一貫して手掛ける老舗ブランド「Shaheen's」の一枚から(写真左)。ハワイアンシャツのド定番、植物が縞模様にデザインされたボーダーパターンで、美しい前立ての柄合わせが印象的です。 そして「J.W.ROBINSON」のネームがつく、水色がさわやかなシャツ(写真中)。絵画的にデザインされたホリゾンタルパターンの一着です。ウォッシャブルシルク地を使用しているうえ、切り込みの胸ポケットが珍しいタイプ。オーバープリント&シェルボタンを採用しているところにもこだわりを感じます。 最後はリブのついた、パームツリー&フラワーのプリントがそそるTシャツ仕様の一着(写真右)。日本人の顔にも馴染みやすい茶色と赤、緑のカラーリングに引かれます。メンズ仕立てですが、サイズが小さめなので女性でも着ることができます。
コーディネイト次第でいろんなファッションに合わせられるヴィンテージ・ハワイアンシャツ。その魅力は、実際手にとってこそわかるもの! ぜひお店に足を運んで、お気に入りの一枚を探してみてください。