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Vol.041/ドゥニームの新作デニムは真空パック!?【20周年・ヴィンテージ】

1988年の創業以来、'50〜'70年代の隠れた名品をリメイクし、デニムを中心としたプロダクツを生み出しているドゥニーム(Denime)。日本デニムカルチャーのパイオニア的存在です。デニムという言葉の語源でもあるフランス語「セルジュ・ドゥ・ニーム(ニーム産のサージ)」からとっているブランド名がしっくりくるのは、デニムの原点に対する強い思いを見ればわかるでしょう。素材から縫製や糊付け、織機の製法まで20年前から高いクオリティでデニムを作り続ける姿勢が、多くのファンを魅了します。
そのドゥニームが2008年で誕生20周年を迎え、渾身のアニバーサリーモデルを発表しました。今日はそのファン垂涎の1本を紹介しましょう。

前代未聞の真空パックデニムとは!?

Vol.041/ドゥニームの新作デニムは真空パック!?【20周年・ヴィンテージ】

その正体は写真のとおり真空パックに包まれたデニム。'60年代前半のヴィンテージボタンフライデニムをモチーフにした、やや細めのストレートデニムです。インディゴは空気に触れることで経時変化することから、製作後の状態をそのまま保つためにこのようなパッケージが生み出されました。
そこまで「色」にこだわるのは、当時のデニムを糸から分解して作り上げることで、新品当時ではなく長い間穿かれることなく眠っていたために経年変化したデッドストックに近い色を再現しているからです。穿き込むことによって青みの深い落ち着いた色合いが楽しめ、自分ならではの味わい深いデニムに仕上がっていきます。糸の番手や打ち込み本数までとことん忠実に作り込まれた、ドゥニーム至上もっとも当時のデニムに近い1本なのです。

1本のデニムに落とし込まれた、ささやかなエッセンスたち

Vol.041/ドゥニームの新作デニムは真空パック!?【20周年・ヴィンテージ】

当時を再現した生地もさることながら、ほかのデニムにはない、ヴィンテージをモチーフにしっかりと作り込まれたディテールにも注目です。

まずスレーキには、ドゥニームのトレードマーク、ミシンをモチーフにした折りネームが!(写真下-左)20年間培ってきたクオリティを詰め込んだ証が、ここにあります。
そしてパッチは'88年のドゥニーム設立当初、わずか144本のみ製作したファーストモデルと同じものを採用しています。パッチに印字されるインクも当時のヴィンテージに近いものを使用しているほか、右ポケットスレーキにはサクラをモチーフにした“20th Anniversary”のスタンプがブルーインクで押されています。糸の番手をも再現したデザインゆえ、縫製もイエローとオレンジの2色の糸を使い分けています(写真下-右)。

真空パックという驚きのパッケージのみならず、知れば知るほどディテールの虜になってしまう! そんな男のロマンがたっぷり詰まった、ドゥニームのアニバーサリーモデル。ひとつはパックのまま鑑賞用に、もうひとつはとことん穿き込む。そんな楽しみ方はいかがでしょうか。

Vol.041/ドゥニームの新作デニムは真空パック!?【20周年・ヴィンテージ】  

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