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Vol.015/エレキギターの黄金期Part.1【最も美しい名器「テレキャスター」】

ロックンロールがギターミュージックとして確立された1950年代。エレキギターは、熱いミュージックシーンを彩るべく様々な伝説のモデルを生み出しました。現代になっても色あせず、ますます輝きを増す黄金期のエレキギターを紹介します。

エレキギターの歴史は、1932年にリッケンバッカー社から発売されたモデル「フライング・パン」が始まりとされています。しかし、これはスライドバーを使って演奏するタイプで、材質もオールアルミ製のもの。アコースティック・ギターのような板を貼り合わせるボディではなく、木材を切り抜いて作られたソリッド・ボディを持つ「エレキギター」が台頭し、その存在を不動のものにしたのは1950年代のことでした。
ミュージックシーンにおいて、ロックンロールを始めとする新しい音楽がいくつも誕生した1950年代。フェンダーの「テレキャスター」やギブソンの「レス・ポール」など、名器中の名器と言われるギターもこの時代に生まれました。1950年代は“エレキギターの黄金期”とも評される輝かしい時代だったのです。

当時の音楽スタイルを変えたフェンダー社

1945年、カリフォルニアで設立したK&F社(1946年にフェンダー社に改名)は、ラジオのリペアショップを経営していたクラレンス・レオ・フェンダーによってつくられました。
まだレオがリペアショップを経営していた時代に、ギター・アンプの修理を持ち込んだギタリスト、ドア・カフマンと出会い、エレキギターの将来性を確信したのがきっかけです。
設立以降、レオは伝統に縛られない自由な発想でギターを開発。市場で成功した初のソリッド・エレクトリック・ギター「テレキャスター」(写真)をはじめ、アーティストたちに愛される数々の名器を生み出しました。

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実は、「テレキャスター」は改名を迫られて付けられた名前でした。もともとは、1950年代に登場した「ブロードキャスター」の名前がグレッチ社の商標と重複したため、ヘッドにロゴのない「ノーキャスター」(写真)が一時期出荷されました。
そして1951年「テレキャスター」へと改名され、“最も美しい名器”として世界中のギタリストから愛されたのです。

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次回は、エレキギターの黄金期に生まれた、名演奏者に愛され続けたギブソンのギターを紹介します。

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