昔ながらの植物タンニンなめしは、その原料や方法によって着込んだ時の風合いや表情が決定的に変わってきます。その工程とは、植物の樹皮、根、葉などから抽出した植物タンニンを溶液で溶かし、その中に皮を浸すもの。
近年では、巨大なドラム(太鼓とも呼ばれます)に皮とタンニン溶液を入れ、短時間でなめす方法が主流です。それでも30以上の作業工程があり、広大な設備と時間と手間がかかります。しかしこの工程こそが、使い込むほどに出てくる、革ならではのツヤや馴染みを生み出すのです。また、堅牢で磨耗に強く、伸びと弾性が小さい革を作ります。 |