【ブランドロゴに歴史あり】 ブランドのプロダクトが時代とともに進化するように、ブランドの象徴であるロゴも変化しています。 前回取り上げたカーハートのアイテムにはどれも、インパクトのあるロゴが付いています。 現在のロゴが生まれる前はどのようなものだったのでしょうか。 カーハートのロゴの歴史を見ていきましょう。
カーハートのロゴは、もともとは名前の通りハートマークをモチーフにしていました。 創業から1960年までのモデルにはこのロゴが採用されており、ヴィンテージものを判断する手がかりになっています。 特に1940年代のハートマーク型のチェンジボタンは、今となってはかなり貴重なアイテムです。
1961年から採用された「コーンナコピアC」のロゴ。 モチーフになっているコーンナコピアとは、ギリシャ神話に登場するヤギの角のことで、豊かさを表す円錐形の容器がモチーフになっています。 このロゴができた頃から、アウトドア向けのプロダクツにとどまらず、カジュアルで親しみやすいアイテムが増えていきました。
1989年に採用された創立100周年のロゴは大変貴重です。 歴史の長くないアメリカにとって100年の歴史があることは、ロゴを作るほどに特別なことなのです。 ひと目でそのブランドがわかるロゴの存在は、ファッションを楽しむ上で無視できない部分です。目立ちすぎず静かに主張するロゴにこそ、ブランドの品位を感じます。