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趣味side/ミニカーの目利きを極める 

Vol.075/ドライバーで振り返るF1の激闘史 Part.1【歴史・セナ・プロスト】

いわずと知れた世界最高峰の四輪自動車競技である、フォーミュラ1。10月に富士スピードウェイで開催される日本グランプリを控え、ミニカーコレクターのみなさんもF1ファンのみなさんも待ちきれない毎日を過ごしているのではないでしょうか? 今回から約1か月にわたり、約60年もの長い歴史をもつF1の激闘史を、活躍したドライバーを追いながら見ていきましょう。

モータースポーツ界の最高峰フォーミュラ1の幕開け

いまさら改めて語る必要もないほど、日本でも熱狂的なファンの多いフォーミュラ1(以下F1)。1950年にイギリスのシルバーストーン・サーキットで行われたレースが、記念すべきF1史の幕開けです。レースは、ヨーロッパを中心に世界各国でグランプリを開催。レースごとの順位で決まる獲得ポイントの合計でチャンピオンを決定するため、国ごとに数々のドラマが生まれるのも人々を魅了する理由のひとつです。

日本での初開催は'76年。決勝の当日は朝から大雨で、73周をギリギリ走りきることができる午後3時になってようやくスタートできたという最悪のコンディションでした。そんな中スタートしたレースでは、ポイントランキングトップだったフェラーリのニキ・ラウダがわずか2周でレースから徹底するという波乱の展開。終盤からは青空が見え始め、レースはイギリスのJ・ハントがわずか1点差で逆転優勝を飾りました。F1史上においても日本のファンにとっても、忘れられない大会だったといえるでしょう。

モータースポーツ界の最高峰フォーミュラ1の幕開け

激闘を駆け抜けた音速の貴公子「アイルトン・セナ」

さて、F1黄金期を語るうえで、決して忘れることのできない1人のレーサーがいます。それは“音速の貴公子”「アイルトン・セナ」。彼の輝かしい活躍は、ちょうど日本でのテレビ放映が始まった'87年と重なっています。セナの初優勝は翌年の'88年。マクラーレン・ホンダに移籍した彼のアグレッシブな走りは、日本国民を興奮と感動の渦に巻き込みました。

しかし3度のチャンピオンシップを獲得しF1の黄金期を支えたセナは、'94年のレース中に突然還らぬ人となります。あまりにも短すぎた英雄の死は、全世界に大きな衝撃を与えました。それから10年経ったいまもなお、サーキットを駆け抜けた彼の数々の伝説は、人々の心から消えることはありません。写真はセナの初優勝時のモデル「マクラーレン MP4/4 Honda Turbo 1988」。ミニチャンプスよりリリースされています。

マクラーレン MP4/4 Honda Turbo 1988

セナの最大のライバル「アラン・プロスト」

セナとともにF1界を支え、セナ自身とも熾烈な闘いを繰り広げた男といえば“プロフェッサー”「アラン・プロスト」。TAG時代より長年マクラーレンに在籍し、セナとコンビを組んだこともありました。彼の緻密で計算しつくされたドライビング・スタイルは人々を魅了、“プロフェッサー”と称され、冷静な走りを展開しました。まったく対照的な2人の感情がぶつかり合う激闘の数々は人々を興奮させ、「セナ・プロ時代」と呼ばれるほどの黄金期を築き上げます。通算4度の優勝を飾ったプロストは、1993年に引退を決意。のちにチームオーナーとしても参戦を果たし、いまもF1史に名を残すヒーローとして語り継がれています。写真は、プロストが最後にチャンピオンを獲得した'93年に搭乗したマシン「ウィリアムズ ルノー FW15」(ミニチャンプス製)です。

ウィリアムズ ルノー FW15

数あるF1のドラマのなかでも、最高の盛り上がりを見せたセナ・プロ時代。次回は、セナやプロストともに熱いバトルを繰り広げたF1黄金期の男たちをご紹介します。お楽しみに!

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