いまさら改めて語る必要もないほど、日本でも熱狂的なファンの多いフォーミュラ1(以下F1)。1950年にイギリスのシルバーストーン・サーキットで行われたレースが、記念すべきF1史の幕開けです。レースは、ヨーロッパを中心に世界各国でグランプリを開催。レースごとの順位で決まる獲得ポイントの合計でチャンピオンを決定するため、国ごとに数々のドラマが生まれるのも人々を魅了する理由のひとつです。
日本での初開催は'76年。決勝の当日は朝から大雨で、73周をギリギリ走りきることができる午後3時になってようやくスタートできたという最悪のコンディションでした。そんな中スタートしたレースでは、ポイントランキングトップだったフェラーリのニキ・ラウダがわずか2周でレースから徹底するという波乱の展開。終盤からは青空が見え始め、レースはイギリスのJ・ハントがわずか1点差で逆転優勝を飾りました。F1史上においても日本のファンにとっても、忘れられない大会だったといえるでしょう。 |