ダイキャストモデル製造に取り入れられた技術のなかでも画期的な手法が、タンポ印刷(パッド印刷)と呼ばれる製造方法。これはシリコンゴムでできたパッドを用いて曲面などに印刷を行う方法で、ボールペンやガラス瓶などさまざまな製品に使われています。まずは、マスク処理された銅板をセットしてパッド部分を押しつけ、印刷するデザインやロゴ型の塗料を付着させます。その後、パッドが移動してボディに先端面を押しつけ、ディティールが印刷されるというしくみです(写真)。
シリコンゴムの柔らかい特性を活かしたこの手法によって、もともとデカールで再現していた細かいパーツをより緻密に再現することが可能になり、ミニカーのクオリティは高まりました。また、直接印刷されるため耐久性も向上!加えて、印刷部分の位置調整や印刷具合のチェックなどを作業員が行うことで、より精度の高いミニカーが作られています。 |