表面の油分を取るポリッシングが終わると、いよいよカラーリングです。しかし、いきなり塗料を塗り始めるわけではありません。まずは、ボディに付着したホコリやゴミを丁寧に落とします。同時に、ボディの傷やバリのチェックも欠かせません(写真上)。それらを入念に行った後、ようやく下地塗装へ。プライマーと呼ばれる下地用塗料にはさまざまな色があり、最終的に塗られるボディカラーの発色が最も良くなるようなものがチョイスされます。
この作業で使用されるブースにおいて、一番の敵はホコリ! もちろんホコリが付着しているかどうかはそのつど入念にチェックしていますが、ブースにはホコリを完全にシャットアウトして空気だけを通す巨大な換気口が取りつけられています。そのため、ブース内にホコリが舞うということはまずありません。この徹底した品質管理は塗装段階でも同様です。なかには、自動塗装をする工場もありますが、どうしても色の個体差が出てしまうため、あえて職人の手作業による塗装にこだわる工場も少なくありません(写真下)。 |