ヘルシンキの都心部にある「テンペリアウキオ教会」は、北欧の教会建築を代表する作品のひとつ。岩盤を掘り抜いて作ったこの教会は圧倒的なスケール感があり、世界中から高い評価を得ています。
薄暗いエントランスから中へ進むと目に飛び込んでくるのが、険しい岩盤に囲まれたドーム状の大空間。高さ5〜9mの岸壁に囲まれた内部には、都心の喧騒とは無縁の静かな空間が広がっています。
ここで注目したいのが、壁の岩肌。掘削したドリルの跡が残っていたり、ところどころから水が染み出ていたりと、北欧の自然の荒々しさが随所に表現されています。森や湖、針葉樹林などの自然に囲まれたフィンランドだからこそ、こういったデザインが生まれたのでしょう。
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