1957年にデザインされたAJカトラリーは、ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインした作品。ミニマルなデザインが特徴的なこのカトラリーには、どこか近未来を感じさせる趣きがあります。
ほかの作品を見ればわかるように、ヤコブセンは非常に進取の気性に富んだ人物。新しい技術や素材を好んで用い、軽やかでモダンな作品を多く生み出しました。SASロイヤルホテルも、そういったヤコブセンの趣向が表れている作品といえるでしょう。宙に浮かんだように見える近未来的なホテルでの使用を想定したからこそ、AJカトラリーはこういった個性的なフォルムになったのです。
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