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趣味side/北欧デザインと共に暮らす

Vol.057/オープンサンドが食べたい!【デンマーク・伝統料理・マナー】

デンマークの国民的料理といえば「オープンサンド」。パンにさまざまな具を載せて食べるこの料理は、デンマーク語では「スモーブロー」と発音し、「バターを塗ったパン」を意味します。気軽に食べられるオープンサンドですが、きちんと楽しむためにはテーブルマナーを知っておくことが必要。そこで今回は、オープンサンドのマナーと代表的なメニューをご紹介します。

ナイフとフォークを使って上品に

オープンサンドはもともと、前日の残りの魚や肉、野菜などをパンに載せて、学校や職場に持参したのがはじまりです。日常的なものからお客に出す正式なコースメニューまで、場面によってさまざまなバリエーションがあります。 パンだけにいきなりわしづかみにしてしまいそうですが、それはご法度。家庭でもレストランでも、ナイフとフォークを使って料理をパンに載せ、切り分けて上品に食べるのがマナーです。とはいえ、極端にかしこまって食べる必要はありません。プレートを囲んで各々が取り分け、ワイワイ楽しんで食べる、それがオープンサンドの一番の魅力なのです。

北欧デザインと共に暮らす

最初にオーダーするのは「ニシンの酢漬け」

北欧デザインと共に暮らす オープンサンドをしっかりと味わうためには、食べる順番と組み合わせを覚えておく必要があります。初めに手をつけるべきは、魚料理。もっともポピュラーなのはニシンの酢漬け(写真上)で、これを黒パンに載せて食べるのがデンマーク流です。そのほかにも、小エビのサラダ(写真下)やスモークサーモン、うなぎの燻製、白身魚の衣つきソテーなどが一般的です。好きなものをオーダーして食べるシステムの店でも、最初はこれらの魚料理を注文するといいでしょう。

そしてニシンを食べるときは、アクアビット(じゃがいもの蒸留酒)を飲むのが流儀。ニシンとアクアビットは、「腹の中でニシンが酔っ払って、うまく泳げる」といわれているくらい相性のいい組み合わせなので、一度味わってみる価値はあるでしょう。

肉料理、チーズを食べたらデザートへ

北欧デザインと共に暮らす 魚料理を食べ終わったら、肉料理へ手を伸ばしましょう。牛肉のソテー(写真上)や、サラミなどのハムやソーセージ類、ローストビーフやフリカデラ(ミートボール)などが、よく目にするメニューです。こういった肉系の料理には、ライ麦パンがよく合います。

次に食べるのが、チーズ(写真下)。マスカットや赤ピーマンを添えて、白パンと一緒にほお張るのが、おいしく食べるコツです。最後に典型的なデザートである「クランスケーユ(マジパンを固めて焼いた菓子)」を食べれば完璧。ここまで食べるとかなりのボリュームになるので、自分で量を調節することをおすすめします。

旅行者にとって、オープンサンドはオーダーが難しく感じるかもしれません。なかには食べたいものを指させば席まで運んでくれる店もあるので、物怖じせずにチャレンジしてみましょう!


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