ペア・ルトキンは1942年から'98年までの間ホルムガードに所属し、生涯で3000以上の作品を生み出しました。なかでも'50〜'60年代に発表された作品は人気が高く、世界中にコレクターが存在します。
'50年にデザインされた「ビークベース」は、ルトキンの代表作といえるガラスウエア。肉厚でぽってりとした口は生命力を感じさせ、花をいきいきとした印象にしてくれます。ちなみにビークはくちばしという意味。こういった有機的なデザインは、ルトキンの作品における大きな特徴のひとつとなっています。
また、素材に用いているガラスは非常に良質なもので、表面は驚くほどなめらか。つるんとした質感とユニークなフォルムのビークベースは、まるでオブジェのようにも見えます。確かな技術をもった職人が一つひとつ作り上げたこの作品は、芸術品と呼ぶにふさわしいものでしょう。
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