SASロイヤルホテルの中で唯一当時のままの内装を保っているのが、606号室。ここはヤコブセンファンにとって、聖地のような場所だといえるでしょう。部屋は穏やかなブルーグリーンで統一されていて、中央にはエッグチェアとスワンチェアが置かれています。広さはジュニアスイートレベルで、ゆったりとした落ち着きのある雰囲気。華麗で豪華なつくりではありませんが、随所に細かい配慮がなされています。たとえば広さを感じさせる工夫がそのひとつ。壁の全面につけられた広い窓は開放感を与えてくれますし、部屋には視線をさえぎるものがないので、見た目以上に広々とした空間を楽しむことができます。シンプルながら宿泊者に配慮された設計だからこそ、606号室はいまでも多くの人々に愛されているのです。 |