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趣味side/北欧デザインと共に暮らす

Vol.048/北欧に暮らす人々Part.2【サマーハウス・スローライフ】

北欧では6月から8月にかけて、1カ月以上の長い夏休みを取るのが一般的。旅行を楽しむ人もいますが、多くの人々は「サマーハウス」と呼ばれる別荘へ足を運び、自然に囲まれて休暇を楽しみます。その過ごし方はゆったりとしていて、とてもつつましいもの。彼らの休暇の過ごし方を知ることで、スローライフの本当の意味がわかってきます。

太陽の光を楽しむための別荘

北欧の人々がサマーハウスを持つ理由には、その厳しい気候が関係しています。北欧は冬が長く、夏が短い地域。彼らにとってサマーハウスは、貴重な太陽の光を満喫しながら過ごせる大切な場所なのです。サマーハウスでの過ごし方は人それぞれですが、共通しているのはとにかくのんびりと休暇を楽しむということ。海からボートに乗って釣りに出かけたり、庭で読書をしたり、犬を連れて海岸を散歩したりして、ゆっくりとした時間を楽しみます。また、サマーハウスが建つような場所には土産物屋もレストランもないということがほとんど。不便ではありますが人目を気にすることもないので、のびのびとした気持ちで休暇を楽しむことができるのです。

北欧デザインと共に暮らす

古い家を買ってリフォームするのが基本

北欧デザインと共に暮らす 最初から設備の整ったサマーハウスを購入する人もいますが、北欧では古い家を買い取って自分でリフォームするというのが一般的です。デンマークのランゲラン島にサマーハウスを持つヤコブ・イェーラ氏も、そのなかの一人。彼は数年前に中古で購入したサマーハウスに手を加え、夏の休暇をそこで過ごしています。使っている家具の大半は前のオーナーが残していったもので、必要に応じて買い足しているとのこと。こういったスタイルからは、北欧の人々の「ものを大切にする」という精神がうかがえます。

何もしないという贅沢

ヤコブ氏のサマーハウスでの生活は、とても質素なもの。日本のようにレジャーを追い求めることはなく、デンマークの雄大な自然を楽しみながら休暇を過ごしているのが印象的です。朝は鳥の声で目を覚まし、歩いて数分のところにある海を眺め、庭のベンチで昼食を取り、そのまま日光浴をしてまどろみます。デンマークの夏は夜9時を回るまで日が落ちないので、夕闇に包まれながら外でディナーを取ることもしばしば。夜は冷え込むので暖炉をつけてリビングで過ごし、一日を終えるのです。

こういった休暇の過ごし方は、北欧ではごくごく当たり前のこと。サマーハウスにいる間、人々はむやみにお金を使わずに何もしない時間を楽しむのです。彼らの生活スタイルこそ、スローライフと呼ぶにふさわしいものなのでしょう。

北欧デザインと共に暮らす

Part.3では、築100年以上の家をリフォームして暮らしている家族をご紹介します。

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