Vol.007/北欧ユーズド家具のかしこい見極め方(素人でもひと目で分かる)
|
人口も少なく、経済力もなかったデンマークでは輸出を考慮した家具作りが必要でした。F.D.B.(デンマークの生活協同組合)やデンパーマネンテ、デンマークアート&クラフト常設展が設立された1930年代は国内向けの家具も多く作られましたが、50年代に入るとブランド化した“デンマーク家具”を大量生産する国内メーカーが登場。さらには輸出用にデンマーク家具のイミテーション品を日本やメキシコで安く作らせるアメリカのディーラーなど、質の悪いデンマーク家具が出回るようになりました。
その一方で、フリッツ・ハンセン社からは良質の家具がたくさん輸出されていました。フィン・ユールは試作品と図面をアメリカに輸出し、それを元に現地で生産するという「デザイン」の輸出も行っていました。
ここまで読んだらわかるように、輸出用家具にはブームに便乗した粗悪品とブームを作った側の本当の名作が混在しています。そこで、素人にとっては一見わかりにくいユーズド家具のかしこい見極め方をご紹介しましょう。
|
|