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Vol.047/モールトンの原点「BSM-R9」【ブリヂストン・ミニベロ・復刻】
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1962年に発売されたイギリス・モールトン社の小径自転車「シリーズ1」は、ミニベロの元祖といえる名品。その高い機能性と優れたデザインは、多くの人々を魅了しました。今回ご紹介するのは「シリーズ1」をもとにモールトン社と日本のブリヂストン社が共同開発して完成させた「BSM-R9」。創業者アレックス・モールトンの発想と、ブリヂストンの最新技術が融合した逸品です。
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クラシカルなボディに秘められた機能美
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アルファベットのFを連想させるフレームが特徴の「BSM-R9」。クラシカルな雰囲気を漂わせるこのミニベロの原型となった「シリーズ1」は、それまでの自転車の常識を覆す斬新な機能で大きな話題を呼びました。
最大の特徴は、当時珍しかった小径のホイール。採用の理由はデザインのためではなく、意外にも機能面からの発想でした。重量を軽くする目的のほか、加速性が良くなることや空気抵抗を軽減できるといった理由から、この形にたどり着いたのです。 |
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また、前後に装備されたサスペンションも特筆すべき点。ロードバイク並みの高圧タイヤと高剛性フレームを組み合わせただけでは乗り心地が悪くなるため、この機能が考えられました。コンパクトさを求めて作られたのではなく、走りの効率を徹底的に考えて作られた自転車だということがわかります。
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日英のエンジニアが復元した元祖ミニベロ
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製造を委託していた業者との権利問題から'74年に生産中止となっていた「シリーズ1」を現代に蘇らせたのは、日本のブリヂストン社でした。従来ブリヂストンが得意としていた折りたたみの技術に興味を持っていたモールトン博士は、共同開発を快く受け入れました。そして基本的なデザインイメージを踏襲し、サスペンション構造などの技術面をより向上させた「BSM-R9」が誕生したのです。
フロントサスペンションには航空機の前輪と同じトグルリンク式を採用。リアサスペンションに盛り込まれたブリヂストンのラバーサスペンションには、モールトン博士も感心したといいます。日英両国のエンジニアが復刻したこの一台は、ミニベロのスタンダードと呼ぶにふさわしい名品なのです。
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○ブリジストン/モールトン
BSM-R9 オールドグリーン
価格:165,000円
問:〔ブリジストンサイクル〕
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