 |

Vol.040/■文具■精密感あふれるペンシルホルダー【ステッドラー・鉛筆】
|
ドイツのニュルンベルクに本拠を置くステッドラー社は、製図用の筆記具などで世界的に有名なメーカーです。品質の高さから、製図・ファインアート・デザインなどを手がけるプロフェッショナルから厚い信頼を受けています。製図用のメカニカルペンシルも有名なステッドラーですが、実は最も歴史が古いのは鉛筆。製図用の高級鉛筆「マルス ルモグラフ」は書き味が滑らかで紙への定着性も高いため、100年以上も愛され続けています。今回はそんな歴史ある鉛筆の使い心地をより高めてくれる「ペンシルホルダー」をご紹介します。
|
 |
デザイン性の高いシルバーボディー
 |
ステッドラーのペンシルホルダーは、短くなった鉛筆を握りやすくしてくれるという機能面はもちろん、デザインも大きな魅力です。
本体は製図用品を思わせる美しいシルバーボディーで、ステッドラーらしい金属の緻密さを漂わせています。胴軸にはシルキーアルマイト加工、軸部のロゴには二次メッキ加工がなされていて(写真上)、その光沢が全体に高級感を与えています。そしてグリップ部を回転させると現れるのが、鉛筆を固定する美しいネジ(写真下)。
こういった内部仕様の美しさも、ペンシルホルダーの完成度を高めています。
|
|
歴史を感じる機能の数々
|
ペンシルホルダーは「シルバーシリーズ」(ステッドラー社のメカニカルペンシル)をベースに製作されているため、その精密な機能を受け継いでいます。グリップにはローレット加工がしてあって握りやすく、ボディは鉛筆の重さも含めて計算されているので重量感があってしっかりとした書き心地。一般的な鉛筆の直径なら確実に固定できますし、逆向きに固定することで収納時に芯の先を保護したり、携帯しやすくなるのも大きな特徴です。細部に至るまで精密に仕上げられているので、しっかり固定しても鉛筆の軸に大きなキズをつける心配はありません。
|
 |
|
また、クリップがついているので鉛筆を胸ポケットにさして持ち歩けるのもうれしいところです(写真右)。さらにデザイン面と機能面のどちらにおいても重要なのが、セットした鉛筆の硬度を表記する「硬度表記窓」(写真左)。グリップ脇のリングの窓を回せば、2Hから4Bまでの硬度表記を変更することができ、いちいち鉛筆を取り出さなくても硬度を確認できます。こういった機能のひとつひとつから、ステッドラーの培ってきた歴史を感じることができるでしょう。
|
|
【番外編】全芯の鉛筆をつかってみよう!
 |
「人とはちょっと違った使い方をしてみたい!」という人におすすめしたいのが、全芯の鉛筆を用いる方法です。軸部まで真っ黒な鉛筆がペンシルホルダーからのぞけば、見た目のインパクトは絶大。その極太の芯のフォルムは、無骨で迫力のある印象を与えてくれます。普通の鉛筆をセットするのに飽きた人は、全芯タイプのもつ不思議なバランスを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、全芯の鉛筆は見た目だけでなく機能面でも優れています。普通の鉛筆よりも重量があり、その書き味も非常に滑らか。ペン全体の重みだけですらすらと気持ちよく書けるので、ちょっとしたメモをするのに最適です。ペンを寝かせて書けば広範囲を塗りつぶすことも楽にできるので、デッサンなどにも活用できます。さらに、濃さの幅が広いのも嬉しいところ。6Bのような濃い芯も選べるので、用途に合わせてさまざまな濃さを楽しんでみましょう。
|
|
|