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Vol.034/未来を変える世界初のデザイン【ソニー・XEL-1・有機ELテレビ】
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1961年にデザイン室を設立して以来、ソニーは高機能とデザインを両立してきました。そのDNAを受け継いでいるのが、2007年の12月1日に発売された世界初の有機ELテレビ「XEL-1」。既存のコンポーネントからの束縛を受けずにデザインされた、ソニーらしい意欲作として人気です。
工業製品のデザインは常に技術の制約を受けて行われます。それは内部に組み込まれるコンポーネントのサイズや仕様が、全体のフォルムに大きく影響するからです。とくに顕著なのが、小型化や薄型化を狙うとき。経験豊富なデザイナーであっても、内部部品よりも小さく薄い製品はできません。その点、これまでの液晶パネルには必要不可欠だったバックライトが不要になったことで、究極の薄型化が可能になりました。
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デザインで薄さと軽さが表現された
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パネルは最薄部で約3mm。外観のデザインも有機ELパネルの薄さ、軽さを活かしたものになっています。よくあるセンターアームではなく、繊細なラインを描く「片持ち」のステーでパネルを支持しているのも、薄さと軽さをデザインで表現するのが狙いです。
また片持ちのステーがベース部分の筐体へつながっているところにも、まわりの風景を映しこむクロームパネルが配され見た目の軽さを演出するのにひと役買っています。付属するリモコンも、ボタン電池を採用することで本体同様に超薄型のデザインです。さらに、背面から見られることを意識して、ケーブル部を覆うための専用カバーも同梱されています。
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斬新なレイアウトで画面が空中に浮いているように見えるなど、ひと目で新しいとわかるデザインになっていることも重要です。そのデザインを支えているのが細部。パネルを支持する2本のダイキャスト製アーム(写真左、中)、時間帯に応じて表示色が変わるインターフェイス、押したときのクリック感にこだわったというミニマルな本体操作ボタン(写真右)など、細部までしっかりつくり込んであるためインテリアでの存在感もバツグンです。
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ソニー/XEL-1
受信方式:地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル放送方式
画面サイズ:11V型
サイズ:W287×D140×H253mm(最大突起部含む)
価格:20万円
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