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Vol.028/波のブレイクの種類 【掘れた波、トロい波、マッシーな波……】
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サーファーにとって、サーフ・ポイントでどんな波がブレイクしているかは最大の関心事。そのため波がブレイクする様子を表現する言葉にはさまざまな種類があります。エリアやサーファーによって違うこともありますが、気象学的に分類すると以下の3種類に大別されます。
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崩れ波(Spilling wave)
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海底の勾配が比較的ゆるやかな場合に現れるのが「崩れ波」。うねりが傾斜面の海底を陸に向かって駆け上がるように押し寄せてくる波で、波の頂上が波の表面を転がり落ちるようにして崩れます。波をエンジョイするサーファーにとっては、絶好のファンウェーブです。
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巻き波(Plunging wave)
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「巻き波」はダンパーとも呼ばれ、サーフィン用語としてすっかり定着しています。崩れ波と同様に海底の勾配がゆるやかなときに起こりますが、うねりが一気に崩れるすさまじい破壊力が特徴。上級者のサーファーでもケガをしかねない危険な波です。
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砕け寄せ波(Surging wave)
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海底勾配が著しく急な場合に起こるのが「砕け寄せ波」です。陸に近づいても波の高さは上がらず、波打ち際で一気に砕けるようにして崩れます。このタイプの波は崩れた波が水の底に吸い込まれていく「逆潜流」が発生するので、サーファーのみならず釣り人、波打ち際の水遊びの子供たちにも十分な注意が必要です。
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気象学的な分類では以上の3つですが、サーファーが表現する波のブレイクはもう少し細かくて感覚的です。代表的ないくつかを紹介しましょう。
掘れた波
波の斜面が急角度で、掘れ上がりながらも一気に崩れず、規則正しく崩れていく波です。チューブになる波はまさに「掘れた波」。パワーがあるためスピードが出やすいのが特徴で、上級者にとってはグッド・ウェーブといえます。ブレイクするスピードも速いのでビギナーには乗りにくい波です。
トロい波
波の斜面がなだらかで、ゆっくりとブレイクしていく波のこと。厚い波と言われることもあります。ビギナーにはテイク・オフしやすい波といえますが、サイズが小さいと上級者にとっては物足りない波です。「トロ早い」といわれるブレイクは、横方向に幅広い範囲でブレイクしてしまうトロい波のこと。ピークがはっきりせずショルダーが張ってないため、フェイスを走ることができません。
マッシーな波
ショルダーが張っておらず、厚くてブレイクしにくい波が「マッシーな波」です。風波などうねりがまとまらないときに多く、ピークはあるものの、ショルダーが張ってこないため、急にブレイクして急になくなってしまいます。
面ツル(グラッシー)
風が無風、もしくは緩いオフ・ショアで、海面が鏡のように滑らかなところでブレイクする波です。風の影響を受けないので、波がきれいにブレイクしてくれます。
グランドスウェル
台風などから送り出される、しっかりとしたうねりを指します。うねりの幅が広く、波の高さがあり、ピークがしっかりしていないとダンパーになってしまうことも多くあります。大きくパワフルな波をもたらしてくれるので、夏が近づくとグランド・スウェルを待ちわびるサーファーも多くいます。
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