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Vol.022/波のサイズの測り方【世界一小さく測るのはハワイのサーファー】
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波のサイズの測り方はとても感覚的、また主観的なものです。国によっても大きく違います。一般的にビギナーほど、また大きい波が立ちにくいエリアほど波のサイズを大きく答える傾向があります。その点、ハワイのサーファーは波のサイズを世界一小さく測るといわれています。たとえばテイクオフして身長の3倍ほどの高さを滑り下り、かがみ込むことなくチューブに入れるような波を8フィート(約2m40cm)といわれても、私たち日本人にはピンときません。この違いはハワイアンが波のサイズを裏側(沖からビーチに向かう方向)から測っていることに理由があります。つまり波の裏側が水面から盛り上がった高さで波のサイズを測っているのです。とはいえ実際に海に入っても波の裏側のサイズをどう測ったらよいかは分かりにくいですが、慣れてくれば感覚的に何フィートくらいかはわかるようになります。日本の感覚で頭半ぐらいは3フィート、ダブル以上で4〜5フィート、トリプルは7〜8フィートぐらい。日本の一般的なサーファーにとって4〜6フィートあれば相当大きい、8フィートともなれば大きすぎてサーフィンしようという気にはならないはずです。こうした測り方をすること自体、ハワイにいかに大きな波が立つかを表しています。
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日本では波の表側(ビーチから沖に向かう方向)から見て、人間の身体を目印にするのが一般的。ヒザ、コシ、ムネ、カタ、アタマといった具合です。「ヒザ〜コシ、セットでハラ」といえば、ヒザからコシぐらいのサイズで大きい波はハラぐらいのサイズであることを表しています。アタマ以上あればオーバーヘッド、それ以上はアタマ半とかダブルなど、やはり人間の身体が基準です。この測り方でもやはり人によって多少はとらえ方が異なりますが、ヒザ〜コシでようやくサーフィンできる程度、コシ〜ムネでまぁまぁ楽しい、カタで十分、アタマあればニコニコ、というとらえ方もできます。
オーストラリアでは一般的に波のフェイスをフィート法で測ります。ハワイと同じアメリカでも、カリフォルニアなどメインランドの多くはフェイスをフィート法で測ります。ハワイをはじめ、こうした地域でも身体を基準に波のサイズを測ることもありますが、逆にビッグウェーブは世界的にハワイアンサイズを使うのが一般的。日本でも台風などでクラシックポイントがブレイクするような状況になると、ハワイアンサイズが使われることもあります。ここまででおわかりのように、波のサイズの測り方は大きくわけて3通り。波の裏側から測るハワイアンサイズ、波のフェイスをフィート法で測る方法、身体を基準に測る方法です。世界ではこの3通りのはかり方がミックスされて使われていると考えればいいでしょう。ちなみにフェイスで測る場合は「フェイスで●フィート」と表現されるのが普通です。逆に注釈なしで「●フィート」と表現されていればハワイアンサイズと考えて間違いないでしょう。身体の部分が用いられていればフェイスで測っています。
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