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Vol.002/ヒザ腰でも笑顔で波乗り
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【湘南とロングボードのおいしい関係】
湘南は日本におけるサーフィン発祥の地として知られています。その湘南では、1970年代の日本に訪れたサーフィン・ブームでショートボード一辺倒になった時代でも、ロングボードを楽しむサーファーの姿が消えませんでした。ショートボードのブームは世界的な現象で、カリフォルニアのマリブやサンオノフレなど、ロングボードの聖地というべきポイントでもロングボーダーは絶滅の危機に瀕していました。
(写真:湘南エリアの一つ、大磯でロングボードを楽しむ人たち)
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そんな状況でも、湘南とロングボーダーを強く結びつけていた理由の一つが「湘南には波がない」ことでした。湘南では台風のグランドスウェルや低気圧通過後にやってくるうねりなど、条件さえ整えば絵に描いたような素晴らしいブレイクが期待できます。しかし、まるで湖のように穏やかな日も少なくありません。そんな湘南の致命的ともいえる弱点を補ってくれるのがロングボードです。ショートボードだったらテイク・オフにひと苦労するヒザ腰の波でも、ロングボードなら笑顔でサーフィンを楽しめます。波のサイズは関係ない、波が小さくても小さいなりに楽しめばいい。こうしてロングボードは湘南に深く根付いていきました。
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ロングボードがもつ懐の深さは湘南のサーフ・シーンを変えました。限りなくフラットな日でもパドリングやテイク・オフの練習をしているロングボーダーはいるし、ひと昔前まではサーファーとは縁遠かった材木座や片瀬のビーチも、今やロングボード向きのメローな波が味わえるサーフ・スポットとして人気を呼んでいます。
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■富士山の眺めも最高!
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湘南のもう一つの特徴は、雄大な富士山をバックにサーフィンを楽しめることです。特に空気が澄んで空がクリアになる冬の季節は、雪化粧をした雄大な富士山を眺められます。広い湘南エリアでは、天気さえ良ければどこからでも富士山が眺められるので、絶景に見とれてしまっていいセットを乗り逃してしまったなんてこともあるほどです。空気がピンと張り詰めた早朝に見られるくっきりとした富士山、夕方の朱色に焼けた空に浮かび上がる富士山の優雅なシルエットを海の中から眺められるのはサーファーの特権です。
(写真:平塚から眺めた雪化粧をした富士山)
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