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趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

Vol.043/レインウエアに隠された機能【ファスナー・ベンチレーション】

前回の記事「レインウエアの性能はココを見る」では、レインウエアに求められる性能として「防水性&撥水性」と「透湿性」の2つがあることを説明しました。しかし、これらの性能がよければそれでいいというものでもありません。レインウエアにもさまざまな種類があるので、よりバスフィッシングに向いたものを選ぶべきです。そこで今回は、バスフィッシングをする際の動きを妨げないための機能を5つご紹介します。

「フード」はサイズ、「ファスナー」は性能に注目

まず注目したい機能は、「フード」。キャップをかぶった上にフードをかぶせるシチュエーションがほとんどなので、適度な深さがありつつ先端が長すぎないものが理想的です。特にバスフィッシングの場合は視界が狭くなるとキャスティングの際に不便なので、サイズには注意すること。さらに写真のように、フードの先端を調節できる機能があると大変役立ちます。雨風を防ぐことができればよし、と大きめのものを選んでしまうと後悔することになるかもしれません。

「フード」はサイズ、「ファスナー」は性能に注目 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

続いてチェックしたいのは「ファスナー」です。現在見られるレインウエアの多くが“防水ファスナー”を謳っていますが、その種類には生活防水、簡易防水などがあり、それぞれ性能に違いがあるので注意が必要です。たとえば似たようなものに「止水ファスナー」がありますが、これは防水性能でいうと生活防水よりも高いランクに位置するファスナーを表しています。

裏地の「メッシュ」、水を通さない「シーム」、汗を逃す「ベンチレーション」

シーム・メッシュ / レインウエアの機能 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

3つめの機能は、裏地に施される「メッシュ加工」(写真左-上)。襟や脇など、特に蒸れやすいところがメッシュになっていると通気性が上がり、快適さを維持することができます。直接肌に触れるのがあまり快適でない素材であっても、メッシュ加工が施されていれば着心地が向上します。

そして、次に注目すべきは「シーム(縫い目)」。いくら防水性に優れた素材を使っていても、縫い目から水が浸入してきてはたまりません。写真左-下のように防水テープを貼った加工(これをシームシーリング加工と呼ぶ)をしているものであれば、大丈夫です。細かなところですが快適さに影響を与える大事な点でもあるので、注意深くチェックすることをおすすめします。

最後は「ベンチレーション」。場所や気候など外的環境にもよりますが、たとえ高い透湿性能を誇るレインウエアを着ていても、その性能を上回る湿度の中で釣りをしなくてはならないシーンはあります。そんなときは一度脱いでしまって空気の入れ替えを行うのが手っ取り早い方法ですが、かといって時間との戦いをしている最中の脱ぎ着は面倒。そこで便利なのがこのベンチレーション(換気)機能なのです。アウトドア用のレインウエアにはたいていの場合、汗や蒸気を放出するためにこの機能が備わっています(写真下-左)。アウターだけでなく、ボトムにも(写真下-中)ベンチレーション機能があると非常に便利です。さらに写真下-右のようなドローリング機能がついていると、たとえば腕まくりしているのにキャスト時にズリ落ちてきてしまう、ということは基本的に起こりません。ウエアを選ぶ際には、こうした細かな機能まで目を配りたいものです。

ベンチレーション / レインウエアの機能 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

次回はここまでで解説した知識を踏まえて、バスフィッシングに適したウエアの選び方をまとめます。お楽しみに!

※わからない用語があれば、サイドリバーの「最新バスフィッシング用語集」 で確認してください。
(『BASS World No.120 2006年7月号』より一部改編)

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