前回の記事「シンカー徹底解析!Part.1」ではシンカーの素材についてお話ししました。素材はもちろんですが、シンカーの特徴を決定付けるもうひとつのファクターに、「形状」があります。ただし、使用するリグ(ソフトベイトを使用する際の仕掛け)によって適したシンカーの形状がほぼ決まっているので、先にリグを決めてからシンカーを選ぶようにするのが手っ取り早い方法でしょう。大きく分けると「下オモリタイプ」、「中通しタイプ」、「埋め込みタイプ」、「チューニングタイプ」の4種類があります。一つひとつ、その特徴を見ていきましょう。
下オモリタイプは、主にダウンショットリグ(アンダーショットリグ)で使われます。フックにラインを結び、あらかじめ余らせておいたラインの先端にシンカーをセットする方法。このメソッドの主な特徴は、ワームを中層で泳がせる、あるいはボトムから一定の高さでサスペンドしているバスを釣ることを目的としているため、重めのシンカーをセットすればその場で長く誘いをかけることができる点にあります。
次は、中通しタイプについて。こちらは主にテキサスリグやキャロライナリグで使われます。テキサスリグは、シンカーにラインを通してそのラインの先端をフックのアイに結び、フックをワームにセットするリグ。キャロライナリグの場合は、さらにビーズ、スイベル、リーダーの順にセットすれば準備完了です。ストラクチャーのすり抜けがよく、ウィードレス効果もバツグン。着底後にボトムをとりやすいリグとしても代表的な存在です。
そして、埋め込みタイプ。主にワッキーリグ(ネコリグ)やノーシンカーリグの沈下速度調整に使われるタイプのシンカーです。ワッキーリグは、ワームのほぼ中央にマスバリをチョン掛けするだけのリグで、セッティングは至ってカンタン。このチョン掛けしたワームの先端にネイルシンカー(「nail=釘」の名のとおり、細長い形状をしたシンカー)を埋め込み、ヘッドに負荷をもたせて常に下を向くようにして泳がせるメソッドも主流です。ワッキーリグにダウンショットリグをプラスする方法もあるので、これも押さえておきましょう。
最後にご紹介するのが、チューニングタイプ。下オモリ、中通し、埋め込みの上記3タイプとは異なり、主にプラグの微妙なチューニング(サスペンドやシンキング、ウエイトアップなど)に使われるシンカーです。プラグに直接貼って浮力バランスを調節したり、フックの軸に巻き付けるのが基本的な使い方。アングラー自身がどのようなアクションを演出したいかによって自由に使えるタイプのシンカーなので、うまく活用できればさまざまなシチュエーションで味方になってくれることは間違いありません。
ちなみにシンカーの形状については、ダウンショットリグがここまでポピュラーになる前に流行していた「スプリットショットリグ」に使われた「スプリットショット」というものもあります。参考までに覚えておきましょう。 さて、今回までの記事でシンカーの基本的な知識についてはひととおりお伝えしました。次回は、もう少し突っ込んだ内容をQ&A形式でお送りします。お楽しみに。