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趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

Vol.035/フローターを始めよう!Part.5【効率よく移動できるフィンさばき】

安全なエントリー方法が身に付けられたら、さっそく釣りを……といきたいところですが、それはまだ先の話。ただフローターに乗って浮かんでいるだけではフローターの利点を発揮できません。今回は、フローターでの移動を便利にするためのフィンさばきについて解説しましょう。

直進はフィンを蹴り上げるようにして行う

フローターフィッシングでは座った状態で漕ぐことになるため、スキューバダイビングのような下半身を使ったバタ足はできません。そのため、水中で動くといっても、泳いでいるときのようなイメージとはまったく異なります。そして、直進時でも基本的には背中を前にして進むスタイルになります。ではまず、直進時の漕ぎ方のコツをご紹介しましょう。

写真左が漕ぐ前の姿勢で、足を下ろしている状態です。この状態でフィンを動かしても、もちろんあまり移動はしません。ではどうするか。足全体を少し持ち上げて、上に蹴り上げるようにフィンを動かすのがポイントになります(写真中)。動かす幅は写真を参考にしてください。ただし、つま先が上がった状態だと、足を動かしてもフィンを使っていることにはなりません(写真右)。フィンを下げるように意識しましょう。

フローターフィッシング時のフィンさばき 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

方向転換時は曲がりたい方向と逆足のフィンを動かす

方向転換をする場合は、曲がりたい方向とは逆の足を回転させるようにしましょう。方向を換えるには両足で行う方法と片足で行う方法がありますが、U字型の場合は膝から下を動かすことになるため、片方ずつ行ったほうがラクにできます。方向転換には少し難しいフィンさばきが必要になりますが、あせらずにゆっくりと片方の足だけ回転させていけば大丈夫です。

左に回転するときを例に、足の動きを見ていきましょう。まずは、外側からフィンを蹴り上げるようにしてフィン上面に水を当てるようにして掻きます(写真左)。足を身体の正面までもってきたときには、フィンを足と垂直の向きにして回転させましょう(写真中)。右に回転する場合は、左足を同様に回転させればOK(写真右)。これで方向転換はカンペキです。

フローターフィッシング時のフィンさばき 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

機動力を求めるならオールが便利

フローターフィッシング時のオール 趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

H型には以前から付属されているオールですが、いわゆるボートのものとは違ってフローター専用のものは少し小さめのサイズになっています。といっても、このオールがあるかないかで機動力がまったく異なるのです。ある程度長い距離を移動する際はもちろん、ポイントから岸に近づくときなどもオールがあったほうが非常に便利。オールなしのフローターでは難しかった前進も、オールがあれば難なくできるため、高い機動力を求めるならぜひとも使いたいところです。

ここまでマスターできればストレスなく釣りが楽しめるようになるでしょう。次回は上陸の方法などを解説します。どうぞお楽しみに。

※わからない用語があれば、サイドリバーの「最新バスフィッシング用語集」 で確認してください。
(『BASS World No.119 2006年6月号』より一部改編)

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