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趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル

Vol.001/カバー攻略の極意Part.1

【カバーを見逃してはいけない理由】

「バスを釣るなら、まずカバーを撃て」とよくいわれるように、バスアングラーがフィールドに着いてまず探すのが、カバー(密集した水生植物)などのストラクチャー。これらを見つけただけで「おっ、イケそう!」と釣れるような気がしますが、実際にルアーを投げても悲しいかな、何の反応もないことがしばしばあります。

たとえば他に何もないところでウィードパッチ(水面まで伸びた水生植物で独立して存在するもの)やオダ(小枝などを束ねて沈めた魚礁)を見つければ、そこにバスがいる確率は高いです。ところが、琵琶湖のようにウィードの種類も量も圧倒的に多く、どこにでも生えているようなケースでは、闇雲に撃っても釣れません。釣れるカバーにはそれなりの理由があり、その理由を知らないとムダ撃ちになってしまいます。バスがカバーについたり、中に隠れたりするのには、次の3つの理由があるのです。

理由その1「バスはカバーでエサを食う」

趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル カバーは、バスにとってエサを食べやすい場所であるということ。これが一番の理由です。中に潜んでそばを通り過ぎる小魚の群れを待ったり、そこに追い詰めたりするとともに、カバーに棲んでいるエビやザリガニ、小魚などを食べることも多いのです。バスの気持ちになってみれば、何もないオープンウォーターを泳ぎ回ってエサを探すよりも、カバーにいるほうがより確実にエサを得るチャンスに恵まれると考えるのでしょう。

(写真:カバーの周辺にはエサが豊富にあるため、エサを求めてカバーを移動する)

理由その2「バスはカバーで陽射しを避ける」

趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル バスはまぶたがないため、強い陽射しを嫌います。これはよく知られている事実です。そのため、太陽が照りつける日中は、カバーなどの日陰になる場所へ移動するのです。陽射しが強い日中はカバーを直撃したほうがよく釣れ、日が傾く夕方や曇って日が陰り始めるとカバーの周りで釣れることが多いのは、つまりそういう理由です。オーバーハング(岸にある植物や岩盤が水面上にせり出している状態)の中にいるのも、同じ理由でしょう。

(写真:太陽光が届かないカバーの裏側は、バスにとっては快適に過ごせるエリア。真夏など陽射しの強い季節はなおさら)

理由その3「バスはカバーで変化から回避する」

趣味side/バス釣りは人vs魚の知的バトル 鳥などの外敵から身を守る必要があるため、身を隠す場所としてカバーの奥を選ぶことも多くあります。他にも、流れの強い場所では淀みができる水草や岩の裏で休み、タイミングを見計らって次のエリアへ移動したり、エサを待ち構えたり。水温変化が激しいときにも、比較的水温が一定しているカバーを避難所的に使ったりしているようです。

(写真:流れの中に潜むバスは、カバーなどで水が淀んだ場所に着いていたりする。外敵が来たら身を隠すためだ)

なぜカバーが釣れるのか、理由はわかりましたか? わかったところで釣れればいいのですが、そう簡単ではないのも事実。次回は“旬“なカバーの見分け方を解説します。

※わからない用語があれば、サイドリバーの「最新バスフィッシング用語集」 で確認してください。

Vol.005/カバー攻略の極意Part.5
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