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Vol.054/ハンドル調節で肩こり撃退! 前編【距離・アジャスタブルステム】
スポーツ自転車に乗るときは前傾姿勢が基本。このため、軽快車に比べて肩や腕に負担がかかるので、慣れないうちは肩こりに悩まされることもあります。そのような場合は、ハンドルの位置やグリップの形状を調節してみましょう! ハンドルポジションを改善すれば、長い距離を走っても肩が凝りづらくなるはず。そこで今回は、肩こりを防ぐためのハンドル位置の調節についてご説明します。前編では、ステム交換による調節方法を解説しましょう。
ハンドルまでの距離を変えてみる
せっかく購入した自転車のハンドルポジションが自分の体に合わない場合は、サドルからハンドルまでの距離を微調節することで改善できます。そこでまずオススメしたいのがステムの交換です。ちなみにステムとは、フレームとハンドルをつなぐパーツ。1cm単位で5〜12cmぐらいまで長さが異なるステムがあり、さらに角度の種類もさまざまなので、選び方次第で自分の体格(腕の長さなど)にフィットしたハンドルポジションを手に入れることができるのです。 ちなみにステム選びの際は、長さだけでなくコラム径(フォークのコラムと接続する部分)やクランプ径(ハンドルを固定する部分)にも注意が必要。これらは規格がいくつかあるので、自転車のサイズに合わせて選びましょう。
肩が凝るなら、短めで角度がついたステムを選ぶべし
冒頭でお話しした通り、スピーディなスポーツ自転車の乗車ポジションは前傾姿勢が基本となります。この乗車ポジションを取る場合はハンドルまでの距離を長くするため、ステムは長くて角度が浅いものを使用するのが通常です(写真左)。
逆に肩や腕に負担がかからないアップライトのポジションをキープするには、ハンドルまでの距離を短くして対応します。前傾姿勢がきつくて肩が凝ってしまう場合は、短くて角度のあるステムを選びましょう(写真右)。
ちなみに、ハンドルの高さをさまざまに調節できるアジャスタブルステムというものもあります(写真)。このステムであれば自分のベストポジションを探して角度を試行錯誤することができるので、肩こりを和らげるための微調整も簡単に行えますし、「ツーリングや街乗りに1台で対応したい」というちょっと欲張りな自転車乗りの願望も叶えてくれるでしょう。ただし通常のステムよりも重量がかさんでしまうので、その点は理解しておきましょう。
今回は肩こりを撃退する手段として、ハンドルまでの距離を変えるためのステム交換や調節についてお話ししました。しかし肩こり撃退法は、ハンドルまでの距離を調節することだけではありません。そこで次回は、ハンドル幅の変更とグリップの交換によって肩こりを和らげる方法についてお話しします。
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