趣味side/街乗り自転車で走り出す

Vol.040/街乗りペダルの種類を知ろう 前編【ケージ・プラットフォーム】

フレームやタイヤ、ハンドルにサドル……。自転車を構成しているそれぞれのパーツは、走行スタイルに合わせて豊富な製品がリリースされています。もちろん、それはペダルも同じ。ペダルはかくれたカスタムポイントなので、その種類や役割を知っておいてソンはありません。そこで今回から前後編にわたって、ペダルの種類や特徴など基礎的な部分について説明します。

前進させバランスを取るのがペダルの役割

趣味side/街乗り自転車で走り出す まずは、ペダルの自転車における役割について少し触れておきましょう。ペダルの役割は主に2つあり、そのうち1つめは自転車を前進させること。自転車を前へ進めるためには、ペダルを漕いでその動力をクランク、チェーン、ギヤ、ホイール、そしてタイヤへと伝達させなければなりません。よって、動力の出発点であるペダルでいかに足の力を逃さないかが重要となります。2つめは、自転車のバランスを取ること。ハンドルやサドルと同じく、ペダルは乗り手と自転車の重要な接点の一つです。止まると倒れてしまうくらい不安定な乗り物の自転車を乗りこなすには、両方のペダルでしっかりバランスを取る必要があります。このようにペダルは自転車が自転車であるために重要な「前進」と「バランス」を担っている大事なパーツなのです。

乗りやすさで人気! フラットペダル

ペダルは足を固定しないタイプと固定するタイプの2つに分けることができます。まずは足を固定しないタイプ、一般的なフラットペダルをご紹介しましょう。大切なのは悪路でもシューズのソールをしっかり捉えるグリップ力。ペダルの表面に突き出すピンの種類や形状によって、また踏み面の曲がり具合によってこの力の強さは変わるので、さまざまなデザインの製品があります。当然ですが足を自由にペダルから離すことができるので、買い物など近所を移動する足として自転車を利用する人にオススメのタイプです。

趣味side/街乗り自転車で走り出す フラットペダルはプラットフォームペダルとケージペダルの2種類があります。プラットフォームペダル(写真上)のボディはすべて一体構造で、おもな素材はアルミです。ピンの形状は数種類あり、廉価なモデルだとボディの一部として成型されているものがあります。このペダルは、先端があまり鋭利ではなくソールのグリップ力がケージペダルに比べて小さいのですが、競技用のMTBやBMXで用いる場合は、イモねじ式のピンを装着するなどしてグリップ力をアップさせることも可能です。

そして、先端が鋭利でソールによく食いつくのがケージペダル(写真下)。このペダルはボディがギザギザのケージで囲まれています。素材にはケージの部分にステンレスやスチールなど強度の高いものを使用。ケージペダルはドロが詰まりにくい形をしているので、長い距離を走るツーリングや雨天時のダウンヒルレースなどではよく使われます。もちろん街乗りでも、シーンを選ばず活躍してくれるはずです。

グリップ力があり街を颯爽と走り抜けるのにオススメなペダルとはいえ、金属製のピンやケージが靴底を傷めてしまうのも事実。MTB用のゴツめの靴を履けば問題はないのですが、なるべく普段の靴で快適走行を楽しみたいという方には、靴底を痛めずかつ滑りにくいラバートップ仕様のペダルなどもオススメです。

次回は、足を固定するタイプであるビンディングペダルなどについて説明します。

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