趣味side/街乗り自転車で走り出す

Vol.039/今さら聞けない自転車通勤Q&A 後編【ノウハウ・高低差】

前回は、自転車通勤ビギナーがまず用意すべきアイテムや服装についての疑問にお答えしました。今回は、知っておくと便利な知識について解説します。

Q1/自転車通勤は、電車やクルマ利用よりおトク?

趣味side/街乗り自転車で走り出す 「自宅と職場の距離が15km以下」、「電車では乗り換えが1回以上」、「最寄り駅から自宅や勤務先まで徒歩10分以上」、「道路渋滞が激しい」などの条件に当てはまれば、自転車通勤は電車やクルマを使う通勤よりも時間の短縮になる可能性が高まります。しかし体力や気力、当日の天候などでかかる時間が変わることもあるため、そのデメリットは考慮しておかなければなりません。

もちろん、時間短縮だけが自転車通勤のメリットではありません。自宅から職場までの間ずっと自転車をこぎ続ければ、シェイプアップやストレス解消など心身の健康にもよい効果をもたらしてくれるでしょう。

Q2/走りやすい道、そうでない道の見分け方はある?

自転車通勤は、最短距離で勾配の変化が少ないルートを選ぶのが基本です。「ALPSLAB route」(写真左)などのルート作成サービスを活用しましょう。これは、ドライブルート、マラソンコース、そしてサイクリングコースなどの道順を作成して公開する、ルート共有サイトです。このサイトで自宅から勤務地へのルートを登録すると高低差がわかるので、ルート選びの際にとても役立つでしょう。また一般道の場合は、少々遠回りでも工事している箇所が少なく、路肩の広い車道を走ったほうが快適で時間も短縮することができます。

道だけでなく、街によって走りやすい環境とそうでない環境に分かれることもあります。日頃から自転車乗りが多い街の道は、クルマや周囲の人も自転車を意識してくれるので走りやすいのです。逆にクルマ通勤が当たり前の地方都市では、走りづらいことが多くなります(写真右はロンドンの通勤風景)。

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Q3/自転車通勤を楽しむためのコツは?

趣味side/街乗り自転車で走り出す 「走るのに飽きてしまう……」そんなに人は、サイクルコンピューターがオススメ。リアルタイムに速度や走行距離を把握することができ、さらに積算距離が日々増えていくのがわかります。自分で目標を設定すれば、楽しく自転車通勤を続けられるでしょう。たとえばブリヂストンサイクルが提案するサイクルコンピューターのemeters(イーメーターズ)は、パソコン上で情報を管理・公開できるので楽しみが倍増します。 また自転車を電車に積み込む「輪行」を併用すれば、長い距離をショートカットできるので通勤が楽になります。しかし、極端にコンパクトな折りたたみ自転車でなければ、電車が混む時間帯は避けたほうがいいかもしれません。

Q4/パンクしたらどうすればいい?

チューブ交換によるパンク修理は、屋外でも10分程度で簡単に行うことができます。修理方法を覚えておき、できれば自分で直しましょう。詳しいパンク修理方法についてはバックナンバーのVol.023Vol.026に載せてありますので、こちらをご覧ください。もちろんパンクを予防することも大切です。自宅や勤務先を出発する際に、タイヤの空気が減っていないか確認しましょう。適正な空気圧になっていれば、パンクの可能性は非常に小さくなります。

前後編にわたって、自転車通勤を始めるための基本的な知識をおさらいしました。ここに挙げた内容はほんの一部にすぎないので、これから自転車通勤を継続していくなかで知識をさらに深め、自分なりの通勤スタイルを作っていきましょう。

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