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Vol.036/国道最高地点「渋峠」への旅【ツーリング・日帰り・絶景・温泉】
自転車の楽しさを知れば知るほど、走り慣れた街ではないどこかへ遠出したくなるはず。せっかく行くなら、日本でもっとも標高の高い国道を走るなんてプランはどうですか? というわけで今回は、絶景道路を走るツーリングルートをご紹介します。
絶景道路として日本で3本の指に入る「志賀草津道路」
目指すのは、日本国道最高地点である「渋峠(しぶとうげ)」。国道292号線をひたすら走る、がむしゃらなルートです。とはいえ、草津から湯田中に抜ける「志賀草津道路」は絶景道路として日本で3本の指に入るほど有名。さらに峠の向こう側には、知る人ぞ知る渋い温泉郷である「角間温泉」があります。東京から日帰りで行けて、絶景と温泉、そしてキツい坂道を楽しめる(?)この充実したルート。
輪行
で高崎からJR吾妻線に乗って1時間半後の群馬大津駅からスタートです。
標高2172mからの景色を独り占め!
まずは草津温泉へ向かう草津道路をひた走ります。しばらく坂が続き、草津までは約2時間。そして、いよいよここからがメインコースです。志賀草津道路は草津白根山を経て志賀高原へ向かう約40kmの山岳観光道路。冬季期間(11月中旬〜4月下旬)は雪のために閉鎖されているゲートを抜けると、すぐに亜高山の趣きある道が現れます。岩肌がむき出しになった山や湿原に囲まれた池など、カーブを曲がるたびに景色が変わるのが面白いところ。がんばってペダルをこいで標高2000mを超えれば、目指す地点まではもう少しです。そして草津白根山の山頂とほぼ同じ高さを自転車で走っている満足感にひたっていると、草津から約3時間半後、ついに渋峠の山頂へ。2172mの標高から見下ろす草津白根山の絶景は最高です!
頂上からの風景を堪能したら、あとは志賀高原をひたすらダウンヒル。上りに比べると段違いに速いスピードで、流れる景色を横目に見ながらライディングを楽しんでください。行き着く先は、角間温泉。半世紀くらいタイムスリップしたような感覚を楽しめるこの温泉郷では、江戸期から8代続く歴史のある「越後屋」に向かいます。ここは売れない頃の吉川栄治など、文人たちに愛された宿。先々代が建築に通じていたようで、明治期のモダンさが建物の至る所に残っています。すぐ近くのポンプから湯気を上げつつ汲まれる良質な温泉に浸かって疲れを癒したら、帰路は長野電鉄の湯田中駅から再び輪行で長野駅に向かい、そこから新幹線で東京へ。脚をいたわりつつ、ゆっくりと座って帰りましょう。
絶景&温泉を楽しめる日帰りツーリングルート、いかがでしたか? 志賀草津道路はその人気ゆえに休日の交通量が多く、なかには渋滞するときもあるとか。できれば平日に休みを取って、ぜひチャレンジしてみてください!
○角間温泉「越後屋」
住所:長野県下高井郡山ノ内町佐野2346
Tel:0269-33-3188
日帰り入浴:500円(10〜20時)
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