趣味side/街乗り自転車で走り出す

Vol.034/効果的な注油の秘訣 後編【ブレーキ&シフト操作を軽くする】

趣味side/街乗り自転車で走り出す Vol.033に引き続き、効果的な注油のポイントを解説していきます。今回の注油箇所は、シフトワイヤーとブレーキワイヤー。まずは写真でそれらの位置を確認しておきましょう。

ギヤチェンジを滑らかにするシフトワイヤーへの注油

シフトワイヤーの内部では、ギヤチェンジの度にワイヤーとそのカバー(アウターワイヤー)の摩擦が起こっています。そのままメンテナンスしないでおくと次第に滑らかなギヤチェンジができなくなるので、注油を施して軽快な操作を取り戻そうというのが目的です。

まずスタンドで自転車を固定します。クランクを時計回りに回転させながらリアギヤをトップ(重いギヤ)に設定。トップギヤにチェーンがかかったら、クランクの回転を止めてシフトレバーで軽いギヤに変速します。ここまでの過程を踏むと、シフトワイヤーがゆるんで外れるようになります。

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クランクを回転させずにレバーだけを操作することで、ワイヤーがたるんだ状態になります。ここでクランクを回転させてレバーを操作するとチェーンのかかる位置が変わってしてしまい、元に戻すのにディレイラーを手で直接動かすなど作業が面倒になるので注意しましょう。ワイヤーをたるませたら筒状になっている樹脂皮膜のアウターワイヤーをフレームから外し、続いてフレームに付いているワイヤー受けからインナーワイヤーを外します。

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インナーワイヤーを外したら、溜まっているグリスなどの油分やそれに付着しているホコリ、ドロなどを拭き取ります。インナーワイヤーはステンレス製でサビにくいものがほとんどですが、使われているワイヤーの質によってはサビが発生している場合もあるので確認しておきましょう。汚れを拭き取ったらアフターワイヤーのキャップを外して、インナーワイヤーとの隙間から注油していきます。適切な注油量はワイヤーの長さから判断してください。オイル一滴で10cmほど行き渡ります。

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ブレーキワイヤーに注油して安全性を確保

続いてブレーキワイヤーへの効果的な注油法を解説します。レバー操作を軽くし、安全なライディングに繋げるのが目的です。

ブレーキにはいくつか種類がありますが、今回はその一例として、MTB(マウンテンバイク)などに多く使われる、Vブレーキへの注油法を紹介します。Vブレーキの場合、アウターワイヤーがワイヤーリードという金属製の部品に繋がっています。ここをブレーキ本体から外すとワイヤーを緩めることができます。ワイヤーを緩めたらインナーリードの内部に注油していきます。Vol.033でも触れましたが、ブレーキシューやリムにオイルが付着しないようくれぐれも注意してください。ウエスなどで保護しながら行うと確実です。最後にブレーキレバー側のワイヤーもフレームから外して注油しておきます。

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注油を行うなどしてコンディションを良好に保つことは、自転車を長持ちさせる基本です。快適に街を走るためにも、自転車の状態には常に目を配っておきましょう。


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