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趣味side/街乗り自転車で走り出す

Vol.012/モールトンの魅力 Part.2【手作業が生む美しいフレーム】

パート1では、モールトンの滑らかな乗り心地について紹介しました。モールトン博士のこだわりが生んだ最高峰の乗り心地は、フレームによって生み出されています。このフレームの製造過程では、パーツの組み立てまで全てが手作業。妥協は一切ありません。今回はモールトンの製造工程の様子をのぞいてみましょう。

モールトンシリーズの最高峰「ダブルパイロン」では、シートパイプのみならず、ヘッドパイプまでもトラス構造で作られています。増えたパイプの本数でいうなら溶接箇所は、初期AMシリーズの3倍近く。その多さに熟練した職人ですらため息をついてしまうほどです。箸のように細いパイプを丁寧に溶接しく作業は機械ではとてもできない、熟練職人の成せる技。モールトンの製造はこのような手間のかかる作業の繰り返しです。自社生産にこだわる姿勢がさまざまな過程に見受けられます。

(写真左:モールトンシリーズの最高峰「ダブルパイロン」 価格1,155,000円)
(写真右:箸のように細いパイプを丁寧に溶接していく)

趣味side/街乗り自転車で走り出す

趣味side/街乗り自転車で走り出す 写真の古い建物こそがモールトンの工房です。モールトン博士の住む城の敷地内にあります。ここで4人の熟練した職人がこつこつモールトンを生産しています。彼らは生産を行うほかに、博士のアイディアをすぐさま形にして、プロトタイプを作成します。ですから工房の職人というよりは、博士を頂点とした研究開発チームの技術作成部といったほうがしっくりくるかもしれません。

趣味side/街乗り自転車で走り出す 写真の男性は、博士の甥にあたるショーン・モールトン氏(モールトン社・専務取締役)。完成したトラスフレームを満足そうに持ち上げています。溶接が完了して仕上がったフレームは、垂涎の美しさ。まさに“芸術品”という言葉がピッタリです。ハンドメイドが非常に少なくなってきた自転車の世界で、ここまで自社生産の手作業で作られている自転車は貴重です。この工房では年間約200台の自転車を製作。ていねいにパーツを組み付けてようやく出来上がった“芸術品”は、世界中で首を長くして待っているモールトニアの元へ届けられるのです。

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