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趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

Vol.068/余裕をもってスマートに走る! 上半身編【肩甲骨・ハンドル】

“スマートな走り”とは、どのような走りでしょうか? もちろんカッコいい自転車に乗ることも速く走ることも大切ですが、常に余裕のあるポジションで走るライダーにこそ憧れてしまうものです。今回は、洗練された走りを手に入れるための上半身の使い方をご紹介します。

すべての基本は骨盤を立てることから

どんなテクニックも、必ず意識しておきたいことがあります。それは、骨盤を立てるということ。骨盤が立っていないと上半身のフォームも下半身のペダリングも中途半端なものになり、スキルアップになかなか結びつきません。きちんと骨盤を立てたうえで、次に意識したいのが肩甲骨。写真のように肩甲骨を閉じていると、頭を上げた状態を維持するのがつらくなってきます。

こうなると背中のアーチがきれいにできていないため、ハンドルに体重がかかってしまいまっすぐに走れません。サドルに座ってただハンドルに手を伸ばすだけでは、カッコいいフォームは作れないのです。

「ポジション:肩甲骨・ハンドル」 趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

上半身のフォームは肩甲骨のスライドで極める!

「ポジション:肩甲骨・ハンドル」 趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

では、カッコいいフォームとはどのようなものでしょうか。そのためには、肩甲骨を使うことが重要です。まず、肩を前方に引き出しましょう。そうすることで自然に背中のアーチが生まれます。これが、肩甲骨が開いた状態(写真)。肩甲骨が開いていると、頭を上げておくのがびっくりするほど楽になります。この体勢ならば体重を背中のアーチで支えることになるため、ハンドルに余計な力が加わりません。結果、ハンドルに頼りすぎることなくまっすぐに走れるのです。

ブラケットは“握る”のではなく“はさみこむ”イメージで

上半身の姿勢は、ハンドルの持ち方でも左右されます。最近のブラケットは比較的握りやすいように作られているのですが、それに頼りきってしまうと正しいハンドルの持ち方を覚えることができません。ビギナーほどブラケットをしっかりと握ってしまいがちですが(写真上)、握った部分に力が入ってしまうと手首や肘が動きにくくなり、腕が突っ張って背中の伸びきったフォームになってしまいます。そしてその結果、ハンドルに支配されているように見えてしまうのです。ハンドルに支配されたライダーは余裕がなく、決してスマートには見えません。

では、しっかりと握らないハンドルの持ち方とはどのような方法なのでしょう。まず、軽くハンドルに手を沿わせて小指側の手のひらで軽く押さえます。親指や人差し指は、緊急事態に備えて常にリラックスさせた状態を保つこと。感覚としては腕ではさみこんで固定している、というイメージをもちましょう(写真下)。

「ポジション:肩甲骨・ハンドル」 趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

ブラケットをがっちり握りこんだフォームは、走るうちに首や肩に痛みを訴えるケースとなることも少なくありません。肩甲骨の開きとブラケットの握り方を十分意識することで、余裕をもったスマートな走りを目指しましょう! 次回のテーマは、余裕をもって走るための下半身の使い方です。お楽しみに!

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