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趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

Vol.057/下り坂で確実に止まるには? Part.1【ブレーキング・姿勢】

普通の坂ならまだしも、峠などの急な下り坂に対する恐怖心は誰もがもっているはず。今回は、下り坂で確実に止まるためのブレーキングの姿勢についてご紹介します。

フロント荷重が多くなる下り坂は要注意

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放っておいても自然にスピードが上がる下り坂。ロードバイクは“速さ”を追求したレーシングマシンですが、前傾姿勢のままハイスピードで下り坂へ臨むのはバイクに慣れた中・上級者であっても不安を抱いてしまいがちです。かといって、スピードが出てしまうからという理由で上体の重さを腕で支えてしまうと、当然フロント荷重が多くなります。そして、そのままいつもと同じようにブレーキをかけると荷重は一気にフロントへ。最悪の場合前転してしまう可能性もあるのです。

上体を低くして、重心を後ろに移動させよう

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そんな下り坂では、ブラケットではなく下ハンドルを握ると重心が低くなり、バイクが安定しやすくなります。また、小さな力でブレーキレバーを引けるので、このポジションは長時間のダウンヒルにも最適。ハンドルを握ったらそのまま前傾してカラダを低く保ち、腰をできる限りサドルの後ろにずらしましょう。重心を後ろに下げることでリアにも荷重が振り分けられ、減速時に上体が前へ放り出されるのを防ぎます。このとき、内ももでサドルの側面を挟むようにして安定感を高めるのがポイントです。

あなたのブレーキは右前? 左前?

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ちなみにブレーキングの際は、フロント8割、リア2割くらいの気持ちで行うことが重要。先程もお話したように下り坂ではフロント荷重が高くなるので、リアに強くブレーキをかけるとすぐにロックしてしまいます。対してフロントブレーキは、グリップ力を高めるための“荷重”がほとんどフロントに掛かっているため、高い制動力を発揮。リアにも十分な荷重を掛けてあげるために腕を伸ばして腰を引き、重心を後ろ側、かつ低くすることが大切です。

このとき気をつけたいのが腰は上げるのではなく、あくまで引くということ。急制動では、リアホイールの車輪の上くらいまで腰を下げるような意識をもって臨みましょう。また、日本のバイクは右のレバーで前ブレーキを操作するのが主流ですが、他人のバイクに乗る場合などはあらかじめどちらかを把握しておくこと。安全のためにもスムーズなブレーキングのためにも重要なことです。


下り坂は決して焦ったり気負ったりせず、自分がコントロールできるスピードで安全に下ることがなによりも大切です。次回は、下り坂のブレーキセッティングについてお話しましょう。お楽しみに!

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