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趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

Vol.055/がんばらない“脱力系ダンシング” 前編【テクニック・上り坂】

上り坂でこぎ続けるためにぜひ身につけたいテクニックである「ダンシング」。しかしワケもわからず必死でこぐと、心臓がバクバクになって途中でリタイア、なんてことも……。できるだけ力を抜いて行える“脱力系ダンシング”の方法を、前編・後編の2回に分けてご紹介します。

坂だからといってリキんでは逆効果!

趣味side/スポーツ自転車・知恵袋 ダンシングとは、いわゆる立ちこぎのこと。上り坂で踏ん張るときにこそ使うテクニック、と思っている方も多いのではないでしょうか? もちろんそれも間違ってはいないのですが、坂で気をつけたいのはできるだけ力を抜いて“がんばらない”走りを心がけること。坂は、基本的にペダルを回し続けないと前に進みません。かといって気持ちばかり焦ってムリをしてしまうと、心拍数が急激に上がってもとの状態へ戻すのに時間がかかります。さらにそのままダンシングを続けると、心臓がバクバクしてそれ以上走れなくなる可能性もあるのです。

身体の軸の位置でダンシングを使い分ける

ダンシングにもいろいろな使い分けがありますが、今回は多くの人がおもに必要とする「リラックス」、「スピード維持」、「スプリント」の3つのダンシングを取り上げてみましょう。これらのダンシングの大きな違いは、カラダの重心を通って地面と垂直に伸びる“軸”の位置にあります。

趣味side/スポーツ自転車・知恵袋 1.リラックス
走る距離が長くて体力を温存したいときや、とにかくラクに上りたいときなど、カラダをリラックスさせたい場合の軸は真ん中へ。軸を中心に左右へ体重移動を行い、ペダルを踏んでいきます。このとき、踏み込む力は使いません。

2.スピード維持
アップダウンや目的地への中盤以降は、体力を消耗してしまいがち。それでも速度を落とさずに走り続けたいときは、軸を前に置きます。体重と踏み脚を少しだけ使い、スピードを落とさず走りましょう。

3.スプリント
急なカーブなどでクランクを回せずに止まりそうになったときや、最後の踏ん張りどきなど、「どうしても!」というポイントでは軸を後ろに置きます。ただし、全身の筋肉をフル活用させるので長時間はもちません。使うポイントを見定めることが大切です。

身体の重心が定まっていると、動きたい方向に力をかけてもムダがなくムリもないダンシングが可能になります。次回は、今回ご紹介した3つの主なダンシングの具体的な方法をご紹介します。お楽しみに!

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