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趣味side/スポーツ自転車・知恵袋

Vol.047/ロングライドで履くべきタイヤとは?Part.1【性能・レース】

レースに出るわけでもないし、どうせゆっくり走るんだから……。そういって安価なタイヤでロングライドに出かけてはいませんか? しかし、じつはロングライドだからこそ良いタイヤを履く意味があるのです。そこで今回から、ロングライドのタイヤ選びについてお話をします。

ロングライドにレース用タイヤ!?

趣味side/スポーツ自転車・知恵袋 荒れた路面、急な下り、急激な天候の変化、交通渋滞、疲労、パンクなど、さまざまな走行条件やトラブルに直面する可能性があるロングライド。そのようなシーンでは「レースタイヤ」を履くことをおすすめします。「ロングなのにレースタイヤ?」と不思議に思うかもしれませんが、じつはレース参加を目標としていないライダーでも、レースタイヤを活用したほうがいいのです。理由はその性能の高さ。特に高価格のハイスペックレースタイヤは、軽さだけではなく強さと耐久性にも優れているので、ロングライドのあらゆるシーンに対応することができます。

細部の工夫で高いクッション性&耐久性を実現

趣味side/スポーツ自転車・知恵袋 それではハイスペックレースタイヤについてより詳しく知るために、各部分の特長をみていきましょう。

■クッション性を高めるケーシング
レースタイヤの長所はクッション性の高さです。その決め手となるのが、チューブを包み込んでいるU字型のタイヤ皮「ケーシング」。糸の密度を示す「TPI」の値が高いほど薄くしなやかなケーシングになる傾向があります。レースタイヤではこのような高TPIのケーシングを採用し、高いクッション性を実現。路面の衝撃を吸収することで、身体へのストレスを軽減します。

趣味side/スポーツ自転車・知恵袋 ■安定したグリップを支えるコンパウンド
トレッド(路面との接触部)に使われているゴムが「コンパウンド」。素材の配合を工夫することで、耐久性を損なわずにタイヤのグリップ力を高めています。ケーシングに並んでタイヤの能力を決める部分であるため、各メーカーともその開発に余念がありません。

■プロテクターベルトがパンクを防止
ロングライドにパンクはつきものですが、できればなんとかして避けたいもの。レースタイヤのなかには、耐パンク性を高めるよう、ケーシングとコンパウンドの間に薄いベルトを挟みこんでいるモデルもあります。ここでよく使用される「ケブラー」は防弾チョッキにも使われている繊維です。

ハイスペックなレースタイヤはスタンダードタイヤに比べて価格が高くなりますが、トラブルの回避やリスクの軽減を考えれば決して高くない投資といえます。たとえその他のパーツはふつうのグレードであっても、バイクと路面との唯一の接点であるタイヤだけは性能が高いものを選びたいものです。次回はロードバイクに適したタイヤを選ぶ際のチェックポイントを紹介します。

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