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Vol.038/目的に応じて決めるサドル 後編【ロングライド・坐骨・幅】
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ライディングの目的や、自分のレベルに合わせてサドルを選ぶことの必要性については、すでにお伝えしました。前回紹介したのはレース用サドルの選び方。今回はロングライド用サドルの選び方と、競技としてではなくライディングそのものを楽しみたい人に向けて、コンフォートサドルの選び方を紹介します。
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ロングライドならポジション移動しやすいものを
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長時間のライディングでは、痛みを溜め込まないことが大切。痛みを分散させるには、シート上でのポジション移動が有効です。サドルの全長が長ければ、ポジションの自由度が広がり、シート上で楽にお尻を動かすことができます。ロングライド用サドルには、全長が長く座面がフラットな、ポジション移動がしやすいものを選びましょう。
そこで紹介するのが、Fizi:k(フィジーク)のARIONE(アリオネ)。世界中で大ブレークのアリオネは常識を覆す全長30cm を誇り、あらゆるポジションへの対応が可能です。さらに幅は広くても脚の動きを妨げないウイングフレックス・テクノロジーを採用し、内股が当たらないシェルデザイン。レールに採用された「キウム」は新しい素材で、チタン合金に近い剛性を持ちながらより軽量です。カーボンモデルや厚手パッドのモデルも用意されており、5つのカラーが揃います。
○Fizi:k/ARIONE
価格:14,595〜16,737円
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快適に楽しみたいならコンフォート系もアリ
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コンフォートサドルはクッション性が高く、お尻をしっかり受け止めるよう、競技用に比べて幅広にできているのが特長です。レース用サドルで痛みが解消されない人や、ロングライドやレースではなく快適にライディングを楽しみたい人は、コンフォート系を選ぶのもひとつの手段でしょう。さらに、坐骨幅を考えて作られたものや、ゲル入りや穴あきタイプで尿道を圧迫しないものであれば、痛みの防止により効果的です。
坐骨のサイズによって2種類の幅が用意されているのが、SPECIALIZED(スペシャライズド)のTOUPE GEL 130(トゥーぺ ゲル 130)です。快適性を向上させる効果のあるゲルパッディングを使用しているほか、センターホールと溝のおかげで着座状態でもあまり血流を妨げず、神経への圧迫も除去される設計です。一般ライダーからの評価も高く、MTBでも多くのライダーが使用しています。
○SPECIALIZED/TOUPE GEL 130
価格:18,690円
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「今すぐ交換」、ちょっと待った!
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ここまで、ライディングの目的に適したサドルを紹介してきました。しかしサドルは、しばらく乗ってみないと痛くなるかどうかわからないという難しいパーツ。そのうえ、サドルを交換しても、すぐにそれだけで痛みが解消されるとは限りません。そもそも、「お尻&股が痛くなるワケ」でも紹介したように、痛みの原因はフォーム・ポジションにある場合が多いのです。そのため、「痛い=サドルが悪い」と決めつけてすぐに交換するのではなく、しばらく乗ってから交換することをオススメします。仲間同士でサドルを貸し借りして試してみるのもいいでしょう。
目的と自分のレベルに合ったぴったりのサドルを見つけて、快適なライディングを楽しみましょう!
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