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趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド

Vol.049/ラクちんハーレーライディング-8【雨・姿勢・ブレーキ・リア】

雨で濡れた路面での走りに自信がない……。そんな苦手意識を持っているライダーは少なくないでしょう。今回は、雨の日でもスムーズに走るためのライディング姿勢とブレーキングについて解説します。


思い切り後ろに座って、手の力を抜こう

雨の日のライディング姿勢の基本は、思い切りシートの後ろに座ることです。後ろに座れば、当然体重の配分は後輪側が増え、相対的に前輪側が減ります。すると、ちょっとしたきっかけでも前輪に角度がつきやすくなり、車体がわずか10〜15度の浅いバンク角でも不思議なほど楽に曲がることができるのです。これはハーレーのような、もともと後輪側に大きく荷重が配分されているバイクならではの特性。試しに雨の降っていないときに、シートの後ろに座って車体を少し傾けてみましょう。浅いバンク角まで、小さくクイッと傾けるのがコツです!

どのくらい後ろに座ればいいのかというと、イラストのように、ヒジがあまり曲がらない程度の位置がおすすめ。この感覚をあらかじめ体で覚えておけば、急に雨が降り出しても慌てずに済みます。

趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド

趣味side/鉄馬ハーレー・ガイド 上記のようなポジションを取れていないライダーの多くは、左のイラストのように上半身をバイクの内側に入れる姿勢になっています。これでは腕によけいな力が入り、それがハンドルを切る方向への入力となって前輪を滑りやすくするので避けましょう。仮にハンドルに力を入れず乗れたとしても、高速コーナーでは効果がありますが小さなターンではベテランでもなかなかうまくいくものではありません。まっすぐリラックスした姿勢を保つのがベスト!

右のイラストのように、雨がかからないようにと前のほうに座って体をかがめる姿勢もNGです。後輪から体重が抜けることで安定感が弱まり、水たまり程度でフラついてしまうので注意しましょう。

怖かったらすばやく加速&ブレーキはリアで!

濡れた道でのライディングに不安を抱いているライダーは、ブレーキングにも当然自信がもてないことでしょう。そんな場合はエンジンのスロットルを一定に開けた状態でキープするのではなく、小さな開度ですばやく開けて加速状態をつくるとバイクが安定します。スピードが出すぎたときは、エンジン・ブレーキで減速。これを繰り返しながら走れば後輪が常に路面を蹴っている状態になるので、バランスが崩れることもありません。燃費は悪くなりますが、車体のフラつきを解消するには効果的です。これは工事中など、極端に状態が悪い道でハンドルがとられそうな場合でも役に立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

ブレーキは、可能な限りリアをメインに、フロントはあくまで補助というかけ方を意識しましょう。リア・ブレーキを強く踏みすぎるとドライのときより簡単にロックしてしまいがち。とっさの場合でも微妙なリリースができるよう、ステップにかかとを載せてブーツの全体でペダルを踏み込んでいきましょう。ちなみにフロント・ブレーキはディスクの構造上、2段階操作を行うのがオススメ!  このあたりの内容は趣味side 【湯・食・走+絶景ツーリング Vol.045】に詳しくまとめているので、併せてご覧ください。


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雨が多いこの季節。十分にペース・ダウンして、安全なライディングを心がけましょう。次回は、「旅」仕様にカスタムしたオーナーの、自慢の愛車を紹介します。お楽しみに。


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